「モネ 連作の情景」が閉幕 大阪中之島美術館の最多動員記録を更新(産経新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/ab0252424efb853a171803a1c829013b16b89bd7?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240507&ctg=lif&bt=tw_up
「モネ 連作の情景」展、中之島美術館だけで45万人以上、先に開催された上野の森美術館と合わせると92万人近くが来場したそうで、「日本人の大多数にとって、美術史は印象派で終わっている」という昔からの俗説(俗説?)を改めて立証した形に?
当方は同時開催の福田平八郎展の方は見に行きましたが、会期末近くということもあってか、平日なのにこの「モネ 連作の情景」展には大行列ができておりまして、でも福田展の方は(会場内はぼちぼち混んでたとはいえ)スッと入れたので、ひさしぶりに行列に並んでいる人々を差し置いて、これ見よがしに先にエスカレーターに乗れたのでした
その福田平八郎展、みんな大好き(みんな大好き?)《漣》がまさかの撮影可だったことで、そこだけ個撮状態だったことは以前にも触れましたが、実際はほかにもいくつか撮影可の作品──まぁ《漣》と並ぶ大傑作な《雨》や《竹》は撮影不可でしたが──があり、このあたりの美術館側による撮影可/不可のチョイスも深読みしたら面白そうだよなぁとは思いましたが、それはともかく、個人的には展示室のラストあたりに展示されてた、「福田が東京国立近代美術館で開催されたアメリカ現代美術展の出展作をササっと模写したドローイング」には、これ撮影可にしてほしかったなぁと思うことしきり。福田によるマーク・ロスコやアンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ(?)の模写なんて、大事故案件感がすごすぎるやろ、という