そういう点で、マードック家(最後の"gh"を発音するかしないかは関係者でも分かれていて、当初の日本の報道では発音しない方で訳されて「ムーダー」となっていたけど{☞ https://www.cnn.co.jp/usa/35176249.html }ネトフリは「マードック」とするみたい)の犯罪もキャッチーな題材ゆえ大量のドキュメンタリーが作られたがわたしが見たのはHBOの"Low Country"だけだけど、明日ネトフリに来る"Murdaugh Murders: A Southern Scandal"(「マードック家殺害事件 法曹一族の裏の顔」)は、時期的に最新なのに加えて製作者がHuluのFYREドキュメンタリーやルラリッチ、ファーマシストの人らしいので楽しみにしている。
マードック家はサウスカロライナの名門法曹一家で、バカ息子の起こした事故を揉み消したりしていたのだけど、妻(別居中で離婚したがっていた)と息子(件のバカ息子)が処刑スタイルで殺され、さらにその後夫のアレックスも路上で銃撃され負傷。バカ息子が事故を起こして友達を死なせたのに有罪を免れたことや、アレックスが地元の有力弁護士として依頼人の保険金等を横領していたことへの報復と思われたが、蓋を開けると犯人として逮捕されたのはアレックスだという
アレックスの裁判は今まさに進行中で、ツイッターで"alex murdaugh"って入れたら"timeline"てサジェストされた。すごい精緻なタイムラインをスプレッドシートでまとめているアカウントもあり、多分ここで問題にされているのはマギーとポール殺害時にアレックスは認知症を患っている母を訪ねていてアリバイがある、という話。検察がそのアリバイは成立しないと主張しているというようなことらしい。ほら〜〜〜〜やっぱりこういうのは延々掘れて危険…