Fediverseアドベントカレンダー( https://adventar.org/calendars/10051 )13日目の記事を公開しました。
Fediverseにやってきて1年5ヶ月、初めてアドカレに参加できてうれしかったです。
信者側から見たキリスト教のアドベント(待降節)の精神的な意味を紹介し、その上でFediverseのアドベントとクリスマスの意味を考えてみました。
🐑🐑🐑羊飼いが出てきます🐑🐑🐑
ご笑覧ください〜。
https://oryzivora.page/二つのクリスマス-750d0b08d274?gi=705df5f6d027
(承前)
マタイとルカの系図の違いについて、田川建三の解説を引用します。
「ここには、アダムは神の子であり、従ってアダムの子孫である全人類は神の子なのだ、という理念が表白されている。まさにストア派的な、人間は神から生まれた『神の一族』である(使徒行伝)十七・二八)。……まさにこの点がルカの系図とマタイの系図(アブラハムからはじめて、イエスを生粋のユダヤ人として描こうとしている)との根本的な相違なのである。」
『新約聖書 訳と註 2上 ルカ福音書 174頁』
ここらへんのおおらかさが、私がルカのほうを好きな理由ですね(マタイが好きな人、ごめんね)。
救いはユダヤ民族に限定されないのです。