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引っ越しの準備で本をダンボールに詰めているが、持って行くべきかどうか迷うものも多い。迷ったら、とりあえずダンボールに入れるが、そうするとけっこうな量になってしまう。本棚にあるときはさほどではないような気がしていたが、いざ運ぶとなると急に増えたような気がする。本のマジック?

今日、東川町図書館に行ったら、山岳雑紙「岩と雪」のバックナンバーが揃っていた。たしか学生時代の登攀のことが小さく載っていたはず、と思って探したらあった。

芦別山系の崕山(きりぎしやま)の崕大壁のフリークライミング。朝日が200メートルの岩壁を、上からだんだん赤く照らしていく光景を思い出した。

北海道も今日の月はきれい。今日は小望月か。満月は完璧すぎるので、これくらいがいい感じかも。

自室の窓は、木製の一重窓で隙間があるので、夏は網戸を貼っている。窓の開閉は網戸越しに無理矢理。そろそろ網戸を外してビニールに替えなくては。これがなかなか面倒。これも最後だけれど。

今日は地元の句会だった。地元の句会は、結社に入っている人はひとりだけで、あとの4人は無所属。それでもずいぶんとみんな上手になった。こういう句会もいいなあと毎回思う。

転居で面と向かってのリアル句会はなかなか出来なくなるが、ビデオ通話を使ってこれからも句会をする予定。5人はリアルで私ひとりだけがオンラインってどういう感じなんだろう?

PCを再起動すればいいのかな?再起動してみます。

結社誌の校正が終わった。もちろん無償の労働だけど、勉強になるからいいかと思ってやっている。最後に見出しだけもう一度見たら、書評で取り上げた(私の文章ではないが)本のタイトルが間違っていて、見直して良かった。見直しもキリがないのでこれくらいで。身内の雑紙でもこれなのだから、プロの校正者はたいへんなんだろうな。

長年の疑問が氷解した。私はずっと左胸がちくちくと痛むことを気にしていたのだが、その原因がわかったのだ。私はいつも左胸にポケットのあるTシャツを着ているのだが、そのポケットに乾草(干草)の屑が入っていて、それが胸側に突き出ていた。そんなこと、ちょっと調べればわかりそうなことなのに。リタイアまであと一ヶ月だけど、これからは快適に過ごせそう。

昨日の「黒田杏子さんを偲ぶ会」に出席して、東京より帰宅。家を出るときは背広にネクタイだったが、羽田空港に着いたらあまりに暑いので、上着とネクタイは荷物にしまった。初めから着てこなければよかった。

旅行の疲れか、暑さのせいか、たくさんの人に酔ったのか、会場ではいくらも飲んでいないのに、終了後は目の前が暗くなって、立ったらふらついて転んだりした。しばらく休んでいたら治ったので、そのままホテルへ。

それでも久しぶりの人、初めての人、ご挨拶できてよかった。偲ぶ会でのみなさんのスピーチも心に沁みた。電話魔、手紙魔、FAX魔と多くの人が言ってたけど、人づきあいにマメというのは大事だと改めて思った。せめてメールは書こう。

明日は「黒田杏子さんを偲ぶ会」のために東京へ。「藍生」に入会して12年、黒田先生を絶対的な存在とみなす大多数の会員の中で、私は不肖の弟子だった。もちろん表だって異論を唱えたことはなかったが、自分につねにブレーキをかけていたように思う。

もともと私は「絶対」ということにとても懐疑的で、そういう意味では結社には向いていなかった。藍生は会員の活動はまったく自由だったので、その点ではよかったが、絶対者の重石はやはり感じていたので。

それはともかく、黒田先生のことを尊敬していたのは確かなので、お別れを言ってこようと思う。私の最後の師ということで。

今日は一日こもって原稿を2つ書いた。黒田先生は、俳句や文章は手書きが一番と言っていて(パソコンは使ったことがなかったはず)、それに影響されて、試しに文章を手書きしてみたことがあるが、私にはできなかった。

私は、俳句の文章を書き始めたときからパソコンを使っているので、少し書いては表現を直し、また続きを書く、という書き方が癖になってしまっている。というより、文章力がないので、一発で思い通りの文章を書けない。

でも大事なのは出来上がりなのだから、これでいいと思っている。パソコン楽だ~。

出世とは無縁な農家でよかったと、つくづく思う。

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前にどこかで筑紫磐井さんが、協会を掛け持ちしても出世できるようにすべき、みたいなことを書いていたような気がするが(違うかも?)、そんなみんな出世したいの?と驚いた。会社で出世競争をしているからこそ、俳句ではそんなことを離れて楽しんでいると思っていたので。

人生は競争だ!って、それだけでは辛くないのかな。

俳句は奥が深すぎて、じっさい何もわかってないのに、というのが本当のところ。

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土曜日は【itak】イベント、日曜は結社の札幌句会と俳句三昧の週末を過ごしてきた。さいきんわりと「俳句のオーソリティ」のような扱いを受けることが多くて、ありがたいことかもしれないが困惑もする。ではそうすればいいのかと考えても解決策はないのだが。

けっこうみんなそうなのかと思っていたが、そんなことはないようで、協会で出世したいと公言する人も珍しくはないみたい。そんなものかなあ。

今日は札幌で【itak】のイベントに参加。その後は私の送別会をしてもらった。たくさんの人に名残を惜しんでもらって、何だか申し訳ない気持ち。60年以上暮らしたのだから、北海道の人間という自覚は一生抜けないだろうな。それでいいと思うけれど。

60頭以上の牛を襲ったヒグマ、OSO18 を駆除したハンターに対して、抗議の電話が相次いでいるというニュース。かわいそうだから、という理由だそうだが、襲われた牛はかわいそうではないというのか。そもそも畜産は悪だから、牛はどうでもいいのか。どうも理解できない。

「雪華」のHPを更新しました。散文置き場には、五十嵐秀彦氏と私による、小川楓子「ことり」評をアップしました。(また被ってしまってます) yukihana-haiku.com/

きのう、ある件で取材に来た新聞記者が、「定年になったら俳句でもやってみようかと思ってるんですよ」と言われて、まあ社交辞令かと思って「そうなんですねえ」などと答えてしまったが、本気かもしれないので、見本誌でも進呈すればよかった。俳句など誰も見向きもしないという諦めが、身についてしまってるんだなあ。

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