そういうことを前提とするとさ、パレスチナの人々の受難と今のミャンマーの市民が軍政から受けている受難とを同列に語ることの愚かしさがわかろうかと思うのだけれど。
ちなみに上に書いたものの実例として、泰緬鉄道でタイ側ではカンチャナブリが有名ですが、ミャンマー側はタンビュザヤって所が似たような感じで、Death railway musium みたいな博物館もあったりするという。
そこに日本軍の軍役とかが現地人をムチ振ってコキ使ったりしてる像が至る所に設置してあるわけですよ。
で、この博物館を道挟んですぐぐらいのところに日本人戦没慰霊碑みたいなのがあるの。
この慰霊碑を主催してる団体が、ここの県か市かの自治体に寄贈してやるって申し出したの。
んで寄贈の条件として何出したと思います?
博物館の像の撤去ですよ。
いまも現在進行形で平和の少女像をドイツのミッテ市とかで撤去させようと日本が躍起になってますけど、知られてないだけでそういう歴史修正的な行為がずっと行われてたわけです。
知らされてないだけで。
ちなみにその寄贈する代わり撤去云々は、2010年代初めのころの話だったはずですが、私が訪れた2019年ころには普通に展示されてましたね。
写真も撮ったし。
日本帝国が蹂躙した東南アジア諸国の経済力が近い将来に日本に追いつき追い越した際には、今まで札ビラで頬っ面はたいて隠蔽してたことがどう出てくるのかしらねえ。