ミャンマーで出会った日本人は、まあ仏教やボランティア関連の場でしか出会う機会がなかったから、まあ、なんというか、善良な人々に属する人々なんだろうけど、見事に普通の日本人だった。
歴史をまったく知らなかった。
知らない、というか、日本がイギリスに代わって統治したんだよね、みたいな血の通ってない知識しか持ち合わせていなかった。

こいつらみんなサイコパスなんじゃねーかな、と思ったものだけれど。

”プドゥ刑務所”で検索すると、やはりこんな感じ。
www2.junmas.com/classic/happen
big.or.jp/~aochan/travel/klhuk

マレーシアの野蛮人は刑務所に何人も詰め込んで怖いね、みたいな。

俺にはお前らのほうが何倍も怖いよ。

note.com/yokomindarise/n/n6cae

こういうのとか。
マレーシアで慰霊の旅をしてるそうだが、慰霊してるのは日本人のものがメイン。
日本が行った蛮行で命を落とした人々のは二の次三の次。

こういうメンタリティもミャンマーで出会った日本人とよく似ている。

入管法改悪関連で、「外国人を人間と思ってないのか」と憤っている当事者の皆さんをお見受けするのだけれど。

そりゃあ、まあ、日本人だって「外国人は人間ですよ」って答えるんだけど。
根本のこういう所で、バリバリのエスノセントリズムが露呈してしまうんだよな。

そういうメンタリティを持つ人々が過半数な国で入管法を改悪し、永住”許可”ですら些細な瑕疵で取り消そうとする政府に反対する人々が、果たしてどれだけいるのか。
もうね、正攻法で行ったところで初めから負け戦決定なんですよ。
じゃあどうすればいいのか、と問われれば、私にもわからない、と答えるしかないのだけれど。
理では無理だから、利で攻めるくらいなんですかね。

「税金などの未納で永住許可を取り消せるようになれば、次は日本人の番ですよ」という訴えは利をくすぐるものだけど、こういうニーメラーの警句的なものは後の祭りになってみないと響かないのが大半、というのが痛いところですな。

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しかしまあ、下品なもんだよ。
次は日本人の番ですよ、か。

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