痩せて美しくなりたいとかじゃなく、男とか女とかないからだでいたかった、からだなんていらなかった、薄く軽く透き通らせていって消滅させてしまいたかった。別にいま痩せてるのはダイエットの結果とかじゃない(と思う)けど。
高校生くらいまで映画はほとんど観てなくて、小学生の時ジブリとディズニーとロード・オブ・ザ・リングを観てたくらい、中高の時は一度も映画館に行ってないかもしれない。そもそも大きい音や強い光が苦手で体質的にも弱かったのもあり、活字で育ってるから映像は刺激が強すぎるのもあり、映画は基本的に怖いと思っていたけれど、学部生の時何となく興味を持ってはじめて自分の選択で映画館に観に行ったのが『ニーチェの馬』で、それ以来映画も観るようになった。何しろモノクロで画面暗くて動きも全然なくてBGMもあってないようなレベルだから私にも観られた。好きな映画は『ニーチェの馬』と『大いなる沈黙へ』です。
まあその後『マッドマックス 怒りのデスロード』にもはまるんだけど。
『パンズ・ラビリンス』も「スペイン内戦が背景」って言ったら興味持って観始めたんだよね。
8/4『奇病庭園』刊行