『奇病庭園』朗読ライブ「耳に就いて」のチケット販売は明後日9/7(木)21時に開始します。
※チケットの販売はオンラインでのみになります。
開催日時 2023年10月28日(土)
14:00〜/19:00〜
※2ndステージのみ配信あり
チケット
入場券:4,950円(税込)
(全席自由・2ndステージのアーカイブ配信が視聴可能)
2ndステージ配信視聴券:2,200円(税込)
*上演時間は1時間強を予定。
*アーカイブ配信の視聴期限は2023年11月12日(日)23時。
小学生の時以降、自発的に絵を描くことってほとんどなくて、学部生の時の合宿的なもののレクリエーションで「何でも好きに絵を描こう!」と言われてほんとに何も思いつかなくてフリーズしてしまったくらいなんだけど、数年前友人が作った会社のオフィスでiPadとApple Pencil回してみんなで絵を描いてたときに苦し紛れでぬいぐるみの絵を描いたらいいじゃんって言ってもらえて、それ以来ごくまれに絵にチャレンジしてみるようになった。ほぼ竜しか描いてない。これはオフィスにいた竜のぬいぐるみとうちにいる竜のぬいぐるみ。
【掲載のお知らせ】
7/6発売の『すばる』8月号の特集「トランスジェンダーの物語」に小説「Blue」を寄稿しております。
トランス差別に抗うために自分に何ができるか考えあぐねていたところに声をかけていただき、とても有り難かったです。
200枚近い中篇になりました。
現代日本を舞台にした、リアリズムの小説を発表するのははじめてかもしれません。
みなさまに読んでいただけたら幸いです。
ストーリー
水面から顔を出した人魚姫が出会ったのは、一人の王女だった。
見たことがない、こんなに美しくて、こんなに不幸そうな——。
人魚姫はどうして地上を目指したのだろう。
『人魚姫』を翻案した劇を上演する高校の演劇部員たちの物語です。
この小説にはなんと、シスヘテロの人物が一名登場します。
明確にシスヘテロの人物が登場するのはわたしの作品でははじめてのことですね。
※注意※
この作品には、トランスの人に対する差別的な言動、トランスの人のメンタルヘルスや貧困などの問題への言及が登場します。
ご無理のない範囲でお読みください。
こっちでも告知をすることにしよう。
【新刊のお知らせ】
8月4日、新刊が出ます。
初の幻想長篇です。
『奇病庭園』(文藝春秋)
奇妙な病気が蔓延し、老人には角が生え、妊婦には翼が生え、世捨て人には鉤爪が生える世界で、天から産み落とされた双子の運命が交錯し——
しっちゃかめっちゃかになっていく世界をお楽しみください。
パンデミックに想を得たポストコロナ文学、ではなくて、2018〜19年に書いてから諸事情あってなかなか発表の機会がなかった不憫な子です。
内容は傑作なので仲良くしてあげてください。
予約等してお待ちいただけると嬉しいです。
8/4『奇病庭園』刊行