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『聖なる証』エマ・ドナヒュー 吉田育未訳(オークラ出版)読んだ。メッッチャ面白かった〜。「面白い」という部分には「理不尽への怒り」を昇華しようとする強さの発揮の部分がとてもあって、そこがよかった。男たちの世界に対抗し、「家族」を「よいもの」として書かないところに安心感があった。そして「男たち」から受ける抑圧や侮蔑に対して、翻訳がふんわりと誤魔化してなくて直接的な言葉を使っているところがいいなあと思った。
面白かった〜。吉田さんの翻訳の小説、他にもあるようなのでそれも読んでみようとおもう。

@tutai_k 読んでいただき、しかも同人誌「レタアン」まで購入していただきありがとうございます!
『聖なる証』の家族を「よいもの」として描かないところ、わたしもすごく好きです。ドナヒュー作品に一貫している大事なテーマだと思います。また、女性の声をリアルに描きだす作家なので、そこも感じ取っていただいてとてもうれしいです。「レタアンの収録作品も楽しんでいただけますように!

@ikumitranslates すごくすごくおもしろかったです!『星のせいにして』の感想トゥートが偶然流れてきて、そっちも読みたいなと思ったので読みます。「家族はよいものではない」をテーマにしている作家の作品というの、わたしにはすごく安心感ありあす。
いままで翻訳者で読む本を選ぶって「この人が翻訳してる作品は面白い!」だけだったのですが、吉田さんの訳に触れて認識が変わってきたので、そこも楽しんでます。同人誌の方が先に届くと思うので、読むのめっちゃ楽しみです~。
ありがとうございました!

@tutai_k ありがとうございます! 『星のせいにして』は会話文のかぎかっこがない小説で、『聖なる証』とは雰囲気が少しちがうので、そのあたりも楽しんでいただけたらうれしいです!

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