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”【拡散ください】高橋悠治の訃報は誤報であると、実妹の高橋アキさんよりコメントを頂く。本人は元気だそうです。”

twitter.com/jishizuka/status/1

このへんもおもろい。
モンゴメリの祖父はイギリス寄り政策、父はアメリカ寄りを選んでいたためにカナダの不安定な立場が親子関係に凝縮されており、そこでモンゴメリはドメスティック愛国者であることを選んでニューヨークに行かなかったのだと。引き金は、同郷でいまではニューヨークで働く女性編集者が、故郷の政治的争点にもはや関心を払おうともしなかったのを目の当たりにしたことだという。

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モンゴメリの自伝色彩のつよい『エミリーはのぼる』で、未婚女性になるかもしれないリスクを背負ってでも、若い編集者の誘いに乗ってニューヨークに移り、プロになるかどうかを悩み始めたときから、住んでる土地が美化されはじめ、ニューヨークに行くのを断って生まれた土地で書くのを選ぶ場面をめぐってこんな記述で、容赦ねえ!とビビった。

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赤毛のアンといえば、92年頃の雑誌イマーゴを手にして読んでいたら、そこに著作『「赤毛のアン」の秘密』に結実する前の小倉千加子のモンゴメリ論の連載があって、かなり議論が面白くて単行本読もうかなとなったな。

今の政治的感度に対応しているとまでは思えないんだけど、90年代ユリイカの企画だとこんなもんかなという感じ。

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海野弘『クィア・アートの世界』を図書館で見つけたので覗いてみたが、序文や巻末項目解説等では、悪評の原因になったような、クィアをめぐる露骨なおかしさは特に見つからなかったため、帯文や版元のプロモーションの失敗だったのかなと考えさせられた。

Amazonの書籍紹介文は、反省を経て改訂されているようだった。

エロゲでは、シナリオライターごとで見ると「ロマンスが引き起こす幻想性」にポルノ要素を多少絡ませて(度合いは人による)、その独自配合で作家性を作ろうとするものが多い。

そこで、「幻想ならポルノと関係ない」で思考しちゃうプレイヤーが多いってことなんだろう。でも幻想こそがポルノ固有イマジネーション(催眠、常識改変、支配と従属、などなど)と裏でつながるのだとすると、話がまた二転三転するのでは?とみるかな。

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エロゲは、やりなれてくると一旦「そこで生成されるドラマとポルノニーズが無関係」と思えたあとで、しかしなお独特にロマンスへのニーズが強いことに気づき、ロマンスが性愛と無関係だと切断することまでは不可能だ、と洞察が進むので、他ジャンルのロマンスとエロゲのロマンスの差異の有無の検討を進めて、そこでポルノメディアならではの偏差があるのかどうかを探るのがありうべき道だと思うが。

そこまでやる前に、個々のジャンル慣習の習得と共有で体力が尽きる人が多い。

私は「ロマンスも性愛も、エロス&タナトスが規定するわ」ぐらいの認識で、ポルノ問題を組み込んで議論した。

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これって、出会って4光年について語る言説におけるポルノの盲点化と同じ現象で「ポルノが構造を規定することについて考えるのは浅い」となる罠でもあるなー。
twitter.com/mine_o/status/1681

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