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これ絶対あるよなあと納得

"ドラゴボがラテンアメリカで人気なのもあれ移民1世のロールモデルと重なるからなんだ
地球にやってきて仲間と出会い家族を作りファミリーを作る悟空が移民してきた爺さんや曾祖父さんに重なってぐっとくるんだよ"

twitter.com/maiicom_7000/statu

この記事のオチはこれか。なるほどなー。アニメでもいいと思うけど、アジア人俳優を使える!というのが力点か。

「私たちはみんなドラゴンボールの実写化に大変なトラウマを持っていて、それはもう思い出そうとしただけで、なんかこう意識が…光る雲を突き抜けFly Away(Fly Away)するくらいからだじゅうに広がるトラウマだ。

しかしドラゴンボールZは実写化すべきなのである。
DBZほど世界的な地名度と人気があって、アジア系が活躍できそうな作品はそうそう無いのだ。」

そして続くこの箇所が実写でやったほうがいい理由ね。

「悟空を演じたいアジア系俳優はたくさんいる。本作でリュウ・カン役を演じたルディ・リンもそのひとりだ。悟飯、ベジータ、クリリンもメインキャストとしてアジア系役者の起用が見込める。モータルコンバットではアジア系武闘家の2人の目の色がパワーアップ後に生来の焦茶色から青や黄緑に変わる演出があるが、それが白人の真似事をしてる風ではなくちゃんとアジア系らしさを保ったまま表現することに成功しているので、優れた美術チームを雇えば超サイヤ人だってなんとか白人風にしないで、でもこれはまさしく超サイヤ人だと誰もが思えるデザインを作れるのではと期待させてくれる。」

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この記事の悟空の「サイヤ人にアイデンティティを見いだせない感じ」への着目、面白かった。

"惑星ベジータのことなんてオラ覚えてねぇしサイヤ人の歴史や文化がどんなもんか知らねえし、そもそも反論したいほど親しみも持ってねえ、そこにアイデンティティを持ってねえ。だって地球育ちだしオラの親はじっちゃんだ。
この戸惑いはアジア系がマイノリティの国で暮らすアジア系移民二世以降が抱くそれそのものだ。" butaco3.hatenablog.com/entry/2

月刊プリンセスって女性向けなろうコミカライズとか女性向けミドルエイジラノベのコミカライズもやってるんだけど、いまだに王家の紋章が載ってるので、どんな層が雑誌買ってるのかイメージできない。
(2010年代の目立つ作品では、『薔薇王の葬列』、『紅霞後宮物語〜小玉伝〜』『茉莉花官吏伝』、『刀剣乱舞』やキンプリの関連作品)
akitashoten.co.jp/princess

ゲノムの漫画版はコミックジーン掲載なんだけど、ここはビーズログよりティーンズ狙いで、ジャンプSQやジャンププラスへの打倒狙いかなー。comic-gene.com/magazine/

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大学図書館・巨大書店・古書店をクロスレファレンスできる書籍探索スキルは今なお物書きには必須だが、谷頭的なブックオフ推しの背景にはその秩序を切断してくれる破壊力への関心があるんだろう。それはそれで言語化すればいいのに、「問われざる暗黙の前提」になってる。こういう箇所が多い。

まあでも、こういう本はもっと出るぐらいでいいので、刊行されなければよかったとは全く思わない。

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谷頭の本はとにかく調査不足や関連領域との突き合わせが足りなくて、ブックオフは今や文化のインフラ!と囃し立てるわりには、90年代末から大手取次のパタン配本をそのまま並べていたような小さな新刊書店やら電気屋を兼ねてたようなCDショップがバタバタ潰れて、コンビニがその後で残ったこと(そしてかつてのしょぼい書店の分布をブックオフは凌駕していないこと)すら書いてない。

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これ、YouTubeヒットからの小説化なんかなー。漫画も出てた。ニーディガールオーバードーズの公式アンソロのAmazonページ見てたらこれがサジェストされた。

mfbunkoj.jp/special-contents/v

mfbunkoj.jp/product/venom/3222

「置かれている境遇は異なりつつも、00年代のネット社会化と貧困、ブックオフの出現のあとで、同じような疎外の場所にいるように思う」とかなんとか言えばいいだろう。
ブリコラージュでなんとかするという発想には谷頭にも見られる。

で、この状況の裏返しに、過去の文化の真正化もはげしく進行しつつあり、それが、前世紀末っぽい人文・文化の古書店棚のレギュレーションが「型」になって根強くなてしまうことだとか、それを相対化する効果においてブックオフに魅了されているとか言えばいい(谷頭の本は、とにかく新刊書店や古書店とブックオフの対比ができてないので、「新刊ラッシュのほうがカオスでは?」「予期せず出会いなら古書店でも起きるのでは?」と一撃でカウンターを浴びそうな隙がかなりある)。

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今福龍太の『クレオール主義』(1991)読んでわりと面白かったんだが、こういうのをブックオフに重ねても全然いけるだろうな。

ワグナーによる内戦開始は、大日本帝国末期の日本では内戦に発展しなかったんだなあという方向で思考が捗る。

リアル古書店を回って6800でこんだけ買った。久しぶりに良い買い物。

白江幸司 さんがブースト

あわ…あわ…
> 「この1年間難民のための支援は何もしていない」29カ国中日本が1位

⇒「この1年間難民のために何も行動を起こしていない」と回答した人が日本は93.1%。この数値は29カ国中1位である。(平均値は67.0%)

難民を受け入れる理由、日本は29カ国中最多の21.1%が「わからない」と回答

⇒日本の回答は「人道上の理由」が37.0%、次いで「わからない」が21.1%であった。「わからない」と回答した割合は全29カ国中、日本が最も多く、また、20%を超える割合は日本のみであった。

難民の待遇の良し悪しを問う設問に対し、日本は29カ国中最多の36%以上が「わからない」と回答

⇒「わからない」と回答した割合は日本が最も多く36.7%であった。また日本単独でみても「わからない」は、「待遇は非常に良い」「まあまあ良い」の合計27.9%、「非常に悪い」「あまり良くない」の合計35.4%を上回る回答数であった。<
prtimes.jp/main/html/rd/p/0000

あー、やっぱり値付け方法が変化しているのか。こういう情勢変化を知りたかったんだよな

最初は不満の方が強かったけど、ある程度読み進めると、谷頭『ブックオフから考える』は、かつてのブックオフ関連言説をきちんと過去にするために必要な本だと評価が変わった。
この本が出たことで、次に進める問いもありそう。

この種の「居場所」としてのブックオフは、私は00年代前半のネット社会の浸透と並行的に見るべきと思っているなあ。ネット社会を圧縮していたものの一つは実は、オンラインにあるものではなく、ブックオフだったと考えることができる。

小田の80-90年代の大量消費大量生産への呪詛めいた認識は、バブルとバブル崩壊の時代ゆえなんだけど、いまでは彼の語る認識が「日本経済が豊かだった頃」の歴史的刻印の方が強くて(産業構造のために出版点数自体は減ってはいないものの)、前提条件ごと滅びてる。

小田光雄の昔の書店論で一番光ってるのは「取次が金融機関化して郊外型書店の出店に関与してる」とかの仮説だと思う。見かけ上はチェーン書店ではないが、大手取次会社が実質的にそう機能してるのではないか?という発想。

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