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今日はこれ読んで人と感想戦みたいなことをやってた。

もっと伸ばせる余地もあると思うが、示唆に富んでて面白かった。

私なら指の先端硬部としての爪は、肌との対比だけではなく、牙との対比を持ち込んで、牙が捕食行為からの動物の威嚇などへの身振り言語化へと発展する一方で、手のひらと指による対象把持が別のエレメントを持つとするかなーとか。

太田純貴「『寄生獣』の左手と爪(の不在)をめぐるレトリック」(『美術フォーラム21』44号, 2021, pp.69-74)

やはりクィア文脈で玉三郎と『書かれた顔』が出てくるなー。日本のダニエルシュミット評価ですっぽり抜けてる論調だわ。

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トップが打ち出してるダイバーシティ目標を知らないゲンさんと、ゲンさんの行動をダイバーシティだと評価するトップの落差に気を取られかねないが、ここで目を引くのは「差別する方が現場の障害になるし男らしくない」に落とし込んで保守派をいなす知性だろう。

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気になったので当該巻を買って読んでいたが、これはサラリーマン金太郎路線のアプデだ。「ゲンさんは知らずにダイバーシティの中にいる…!」のヨイショもあり、に、うまくおっさんニーズ対応を入れてる。

わからず屋の保守派をいなして説得する手口として見ると、巧みな練り上げとして読める。

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"タイトルで文学、映画、音楽の名言を紹介しています"

そういうスタイルの売り手か!

なんかいろいろあった。

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コレクション展では、リジア・クラークを見れた。あと、くそでかぴえん。

ブランクーシをポストモダン化、そして作品群を生き物にする。
クローズアップで熱唱してるのがかわいい。

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デュシャンに扮した作者が、ブランクーシ作品の展示ルームで作品に頬擦りし、ついに女装して歌い出し(ローズセラヴィゆえに)、ブランクーシ作品群にライトを当て、マジックペインターとなって着色を開始する。

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愛想が尽きてた迫稔雄『バトゥーキ』の続巻を読んでいたが、こんな場面を作る人が、同時に青識にあっさりやられる日本エンタメ右派の権化だっていうのに悲しみがある。
格闘系・ギャンブル系の漫画家、だいたいヤクザビジネスと同じ秩序を内面化する。

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