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愛想が尽きてた迫稔雄『バトゥーキ』の続巻を読んでいたが、こんな場面を作る人が、同時に青識にあっさりやられる日本エンタメ右派の権化だっていうのに悲しみがある。
格闘系・ギャンブル系の漫画家、だいたいヤクザビジネスと同じ秩序を内面化する。

治部れんげの推しの子褒め記事に関して、ジャンプ系でジェンダー批評から褒められるなんて、という意見を見たけど、いまのジャンプは林士平もいるんだし、そんなものでは。

林については、ポスト「進撃における朴鐘顕」かなと横目で見ていた。青エクの立ち上げ人だけど、青エク島根編で被差別要素が入るのも林が契機なんじゃないかと推定している(特に証拠はない)。

画像はSPURでやっている連載だけど(テキストは鳥澤光)、ジェンダー主題など目配せが鋭く、現代漫画読者って感じがよく出ている。

しーごとー しーごとー
しーごとー しーごとー たっぷり
しごとがやってくる

嵯峨景子の少女小説ガイド、予想よりキレ味がいい。吉屋以前のガチ層まで発掘してるのか。

児童向け書籍の文学偏重の解除が進んでる情勢が今あるんだけど、河出文庫はわりとその現行体制に対応してる側なんだろうな。

こういう並びに「文学を文庫化してればなんとかなってた」が終わったのがわかる。
これまではこの変化をハヤカワ路線導入ぐらいに考えていたが、むしろ文学中心の解消で見るべきだと感じた

これはDV夫から逃げたら異世界で冒険者やる話。
(ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました)

久しぶりに惣本蒼『呪街』(2006-10)見たら面白かった。
陰気なサイキックバトルしまくる漫画。

最近読んでたウェブ小説はこれ。

星屑ぽんぽん『美少女になったけど、ネトゲ廃人やってます。』
わりと若い女性書き手だろうなーと思って読んだ。

意中の女子に告白しようとしたら緊張のあまりに失便する大惨事が冒頭。そこから「流行りの性転化の現象」で15歳高校男子→10歳美少女になってしまう主人公。TSしたまま新作ネトゲを開始する。そこでリア友に出逢うのだが、しばらくは正体を隠しながら幼女として活動。

漫画版はなろうの20話程度までしか進まず打ち切りになったんだけど、一旦話を締めるために「告白の傷を、ネトゲで友達との交遊で回復」にしてるのがリアルティーンズっぽいセンス。
ただ、「面倒見のいいショップ店員」がムキムキのオネエというのが微妙だった。

(画像はコミカライズ第1巻刊行時のやつ)

モナ・ハトゥムも70歳で回顧展の対象になる巨匠かー

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