こういう情勢こそがナーロッパに導入されるネクストかもな。
"ベルリンの街を歩けば、町中で古着を寄付する回収ボックスが目にとまる。自分はもう着ないけど誰かの役に立つかもしれない、リサイクルされるのだから良いことだよねーと、深く考えずに着古した洋服や靴を入れてしまう。ゴミ箱に捨てるよりは罪悪感も薄い。(…)しかしその7割は、主にアフリカなどの新興・途上国、グローバルサウスに輸出されているのが現状だ。
(…)“寄付”として送られる古着は、現地のテキスタイル産業を壊滅状態に追い込み、地元の人を失業させていると大きな問題になっている。モザンビークではこういった古着を「災厄の服(Calamity clothes)」と呼んでいるほどだ。"
「転生日本人が野蛮人じゃね」とする契機はけっこうすでに実作で展開されてて、『家つくりスキルで異世界を生き延びろ』では転生者が「ニホン族」と呼ばれ、乱暴行動によって疎まれつつ、一部の現地民から羨望される、という扱いになっていたりする。主人公はニホン族だとバレないように隠れて活動する感じ。ニホン族は、男女ともに性欲原理で行動しているのが多かったり。
コミックゼノンでやってる『豚の復讐』(原作付きだが漫画オリジナル)は、クラスメート転移もので、41人ほど異世界に転移しているが、いじめられっ子主人公以外のクラスメート全員が現地で暴虐の限りを尽くしていて、現地民と結託してクラスメートを殺す話になってる(シナリオはめちゃくちゃ単調だが、ヘイトと充足の回路だけで回してるのでそこそこ人気)
90年代の木城ゆきと『銃夢』にもこういう南北格差っぽい要素の投入(ユートピアに住む天上人とそこから落下するゴミでできた下界の都市)はあったが、いかんせん日本がまだ貧しくないから、今見ると作品にリアリティが全然ない。