うたり @東京都町田市
全くマークしてなかったお店に。通りがかりで店構えを見て、入らずにはいられなかった。
初めて来たのに、おかえりなさ〜いと迎え入れられ、店内は常連さん中心でテレビではニュース番組。大阪で言うと阪急中津駅下のいこい食堂のような雰囲気。ゆるい。
年季の入ったカウンター。まずはサッポロ黒ラベルで喉を潤しカキフライ。突き出しのポテサラの普通さもまた好ましい。
一息ついてひや酒は吉野川。アテはキビナゴ。刺身で食べるのが美味しい季節。そしてお隣は常連のゴトーさん。鹿児島出身の70歳現役。かごんまだけにキビナゴ談義に花が咲く。
入って正解だったよ。店構えは客層を表すなぁ
O’denbar うまみや 関内店 @横浜市中区
今日はおでんが食べたいんじゃと関内あたりをウロウロ。しかしなかなかおでん屋が見つからない。
もう諦めて焼き鳥にでもするかと思ってくるっと回ったら、そこにO’denbarの看板が。これはおでんと受け止めていいのか?それともどこかの国の言葉か?と、近寄ってみると地下につながる階段から出汁の香りがするじゃないか。おー、おでんの香り。下りましょう下りましょう。
入ってみるとそこは壁に向かったカウンター席が中心の明るい空間。一人客向けのお店のようだ。まずは大根、玉子。おっと車麩があるじゃないか。そして出汁は関西風の好きな味。珍しいのは玉子が半熟。味は沁みているのに。これいいな。
「名前はまだ無い」という名前の漬け鯖とともに酒は大関。そしておでんの追加は、つみれとがんも。シメにはもう一度玉子を所望して、日本酒の出汁割りで温まる。
客単価も低い設定だし、一人飲みにはいい。そして美味しかった。
串処 伊勢源 @埼玉県坂戸市
駅を出てキョロキョロしたら、陽が落ちた暗がりの中に「やきとり」と大きく書かれた真っ赤な看板に灯りが点り、ドーンとこっちを向いている。それを見た途端、もう他の店の看板は目に入らない。途中に他の焼き鳥屋さんもあったけど、この店に一直線だ。
まずは青菜炒めと手羽先唐揚げから。焼き鳥屋さんで青菜炒めって珍しいねと思ったら、女将さんは台湾の方のよう。台湾風卵焼きもメニューにあるし、紹興酒もあるし。座敷の団体客に料理を持って行く時には「来了、来了、来了」と元気いっぱい。そしてこの青菜炒め、予想と違ってスープがヒタヒタ。ニンニク控えめでちょうどいい塩加減。飲み干した。手羽先は両手をベタベタにしながらいただく。パリパリ。いい。
焼き鳥は一種類が3本縛りなので、一人客には無理。そこて盛り合わせ5本を塩で注文。味噌ダレか付くのは東松山が近いからかも。あちらは豚だがここは鷄だ。
ハラヘリだったので水餃子を追加したら、これが抜群の美味しさ。焼き鳥屋さんではなく台湾料理店と思って来るのもアリかもだ。