今日は久しぶりに街中に出たのだけど、トルコ・シリア地震に関する寄付受付なんかの活動を全く見なくて驚いた。いつも政治的な活動をやっている広場があり、例えばイラン関連の運動などは継続的にやっているのだけれど。
この街にはトルココミュニティも、シリアから逃れてきた人々のコミュニティもそれなりの規模で存在している(ベルリン程ではないけど)。コーランを燃やした事件以来警戒レベルも上がったと読んだので、役所から許可が降りないのだろうか…。まるで不自然に存在が透明化されたようで、ちょっとモヤモヤ。コミュニティは中心部からは外れたところにあるので、そこに行けばやっているのかな。
昨日の透明化の話、なんでこんなにモヤモヤするのかな、と考えていて、ウクライナ支援についてはスタンドは流石にもうないものの、街の至る所に旗もメッセージもあるのも影響しているな、とニュースを見ながら思った。
とにかく街を歩いていると、こういった政治的支援が必要な事柄に対して何らかの意思表明があるのが通常なので、その中でこれだけの規模の災害で、地域的にも関係の深いエリアであるにも関わらず何もまとまった意思表明がない、というのがものすごい違和感をもたらしているのだと思う。
考えてみたら地震関係は大学の掲示板でも見ていないかもしれない。少なくとも発災直後は目立つビラはなかった。来週気を付けて見てみよう。
勿論関心の程度の差はあって、例えばアフリカの話なんかは少ない。それはコミュニティが小さかったり、歴史的にもあまり関係が深くないなど色々要因がある。トルコ・シリアはそうでないと思うからこそのモヤモヤ。