灰猫黒猫の話題が多くなりがちなのだが今日は母の猫茶トラ氏の誕生祝いをする。うちのボス猫だ。今年で11歳。
顔見知りの野良猫が母猫で、保護時も近くにいたけど見て見ぬふりをしてくれたので、託されたと思っている。
この母猫は既に山に入ったのかいなくなって久しいし、地域猫と保護猫活動により出身地の川土手に野良猫を見かけることはほとんどなくなった。
猫好きの人を多く見かけた場所だったから、きょうだい猫も何匹か拾われて家猫になってるはず。(ちなみに故キジ白は半年違いの弟猫)高齢や病気などで難しい子達は保護してくださる方が引き取って最後まで面倒みてもらえているそう。
茶トラ氏もすっかりシニア猫だ。これからもうちでのんびりしておくれ。
猫の飲水量を増やす色んなパターンを試す。黒猫、今のところ症状としての多飲多尿がなく…と言っても元々ちゃんと飲んで出す子ではあったから人間が気づいてなかっただけかもしれず、今は飲む量が減ってるっぽい。補液後はともかく今日1日はかなり少なかった。血液検査では脱水を示す数値はほんの少しだけ、と言われたけど腎不全はできるだけお水を沢山飲んだ方が良い。
水を置く場所を増やし、蛇口から流れる様子を見せ(直接は上手く飲めなそうだった)、洗面器になみなみ入れたお水を興味深げに舐めたから寝室にどんと設置。
灰猫の為に買っていた水分補給ペーストのパウチを出してみたらペロリと平らげた。これは大きな味方になりそう。箱買いしていた栄養食も、近いうちに保護猫活動してる方に寄付しようと思っていたけどそのまま黒猫に与えることに。
黒猫も腎不全だった。末期だった灰猫と違って早めに判って良かったものの、悲しくて悲しくて。腎不全は治らない。とにかく進行を遅らせるようにするしかない。
灰猫は高齢だったので予想していたことだったしまだ納得できた。黒猫は7歳(もうすぐ8歳)だ。
5歳で腎不全が発覚して見送ったキジ白は早過ぎたけれど、7歳も早いよ。シニアになったから腎臓をケアするごはんに替えたけど全然間に合ってなかった。
どんな性質を持って生まれてきたかは誰にも分からないから、野良を保護して育てて長生きしたり早逝したりはそれぞれの寿命、とは言え…
灰猫を見送って、黒猫長生きしてねって言ってた矢先で茫然としてる。せめてあと5・6年、長生きできたら7・8年一緒に居られるかもって思っていた。
年長の茶トラを追い越して先に行ってしまうんだろうか。病院では長く通ってる子もいるよ、と言われたからうまく状態が安定すれば踏みとどまれるのかもしれない。療法食をあげて補液に通って進行を遅らせて、1日でも長く一緒に居たい。