FORTRANでは、少なくとも77以降では(//)が文字列結合演算子だったから、文字列結合演算が初めて登場したとき、記号は何だったのかは気になるな

フォロー

@opaupafz2 昨日ちらっと調べてた話ですと、1975年発売のALTAIR BASICが文字列結合に「+」演算子を使っていて、そのドキュメントに「, や & じゃないよ」と書いてありますから、75年時点でこの3者はそれなりに使われていたりしそうですね。
一般的な用法として単語の結合を「+」で表現するのはそれなりにありえますし、見た目のわかりやすさで「+」記号を選んだ可能性はありそうです。当時のBASICだと文字列変数は必ず$が必要だった(LET A$=B$+"ABC")ので、数値との混乱は考えにくい(パーサ的にも混乱しない)というのも後押ししてそうです。
Wikipediaベースですが、ALTAIRはホビーユーザー間でかなり普及したようですから、ALTAIRが「+」を採用したのは、「+」が一般化する過程に結構な影響があったのかもしれませんね。

@the_kwa C++で(+)を演算子オーバーロードして使ったのが普及に貢献したのか、というのも考えられるのですが、それがALTAIR BASICに影響されたのかってところがわかると良いんですけどね。

ちなみにほかのトゥでも言及しておりますが、実は代入も、「:=」を使うという選択肢もあったけど、「頻繁に使われるので、記号は小さくしたい」という理由で「=」になったという話もありました。ただし、代入を「=」としたのはFORTRANが最初なのですが、あくまでそう言及していたのはB言語の作者であって、FORTRANの作者ではないので、FORTRANの時点でそうだったのかまでは・・・

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。