気づけなかった戦争トラウマ 信田さよ子さんが見た虐待の奥底https://digital.asahi.com/articles/ASS2M6J0DS1SUTIL01V.html?ptoken=01HQSPQ4EK8MRGEQRENDDQHJVX&s=09
“加害・被害の構図は複雑です。父の虐待に苦しんだAC女性たちの中には、「父はもう死んだから整理がつく。隣にいた母の方が、今も私を苦しめる」という思いを抱く人が、実は多い。「いつも不幸な顔をして娘である私に助けを求め、『あなたのために夫とは別れなかった』と言い、負の感情のはけ口を娘に向けてきた、あの母は何だったのか」と。
ACの一番の苦しみの源泉は父であり戦争だったはずなのに、共に暴力の被害者だった母こそが今の自分を最も支配し抑圧している。このような分かりづらい構図もあるんです。国が家族から男を総動員して引き離し、ボロボロになった男たちのケアは家族にやらせる。そして家族がボロボロになってしまう。”
【シリーズ「あいだで考える」】最首悟『能力で人を分けなくなる日――いのちと価値のあいだ』の「はじめに」を公開しますhttps://note.com/sogensha/n/nb7cc768bfb4a?s=09
どうしてできないのって言われると考えがまとまらなくなるというか、「どうして」が詰問に使われる場面が多くてその文脈を学習している。疑問の形をした切り捨て。
さっきの話はその先を描いていて良かったと思う。
「朝鮮学校が怖いのか」…「反省しない日本」に鞭をとった市民たち(1)
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/49259.html
「朝鮮学校が怖いのか」…「反省しない日本」に鞭をとった市民たち(3)
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/49257.html
「朝鮮学校が怖いのか」…「反省しない日本」に鞭をとった市民たち(2)
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/49258.html
「最初は(補助金支援を絶った)大阪府と交渉して交付金問題を解決しようとしました。ところが2010年に大阪のある朝鮮学校の関係者が相談しに訪ねてきたんです。当時、橋下徹大阪府知事が大阪朝鮮高級学校を訪れ、ラグビー部の練習を観戦しながら『君たちは大阪の誇り』だと言った後、補助金支給を絶ってしまいました。子どもたちの心に大きな傷が残り、政治に不信感が生まれました。それが裁判を起こした理由でした。裁判が難しいことは分かっていましたが、正義が生きていると信じたかった。しかし、正義はありませんでした」(長崎事務局長)
ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29260
“参政権を持つ日本国家の構成員である私は、イスラエルによるガザのジェノサイドと、その陰でヨルダン川西岸地区で進行する凄まじい民族浄化の暴力について批判するとき、この日本という国が植民地戦争において中国で、朝鮮で、台湾で脱植民地化のために戦う者たちを凄まじい暴力で殲滅してきたということに対する批判なしに、あるいは植民地支配のための被植民者の監視管理に起源を持つ入管法によって今、非正規滞在者が人権の番外地に置かれ、毎年のように入管の収容施設で亡くなっている事実を批判することなく、イスラエルを批判することはできない。”
ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29260
“逆にいえば、日本の人文学に携わるマジョリティーにとって、ガザで今、起きていることが、自身の「関心領域」とあくまでも接続されないままであるならば、それは人文学者自身がみずからの学問に死を宣告しているに等しいということだ。”
『密航のち洗濯ーーときどき作家』https://saraparkblog.wordpress.com/2024/02/23/『密航のち洗濯ーーときどき作家』/
紙面の都合で描き切れなかったので補足
「ジェノサイド」はナチスドイツによるユダヤ人虐殺によって生み出された概念ですが、「ホロコースト」のみを指す言葉ではありません。(※また、「ホロコースト」はユダヤ教の儀式に由来するため、この語をユダヤ人に対するジェノサイドに使用することを批判する教徒もいます)
また、ジェノサイドとは直接的に「殺すこと」以外にも「食糧を断つ」「ある集団/民族の出生を妨げる」行為もジェノサイドであるとされています。
▼ジェノサイドの定義について詳しく知る
https://www.worldvision.jp/children/crisis_08.html
▼パレスチナ支援活動をしているユダヤ人男性のインタビュー
「アウシュビッツ生存者の子がパレスチナのために声をあげるわけ」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/01/29/37092.html
パレスチナに関してよく聞くワード「ジェノサイド(大量虐殺/民族浄化/集団殺害)」について描いた4ページ漫画です。
現在のイスラエルとパレスチナにおいて、市民の虐殺が問題になっていることに焦点をおいて描きました。
紙面に限りがあるため、情報を絞って描いていることをご理解いただければと思います。
※悪用しない場合に限り、コピーしたりシェアしてOKです。
※このマンガは政治・宗教的立場からではなく人権の問題から、市民の虐殺に反対するため描かれています。私は反ユダヤ主義も含めすべての差別に反対しています。
読んだ本 これから読みたい本のメモ 思うことなど トランス差別に反対しています