阪神大震災のとき精神科医は何を考え、どのように行動したか
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中井久夫「災害がほんとうに襲った時」電子データの公開および無償頒布につきまして(最相葉月)
http://lnet.la.coocan.jp/shin/shin00.html
「弱い者がどう扱われているかによってその国の文化程度がわかる」
この言葉を連想した。
光に向って咲け
斎藤百合の生涯
粟津 キヨ
https://www.iwanami.co.jp/book/b267765.html
内容説明
「弱い者がどう扱われているかによってその国の文化程度がわかる」と言いつづけ,盲女性のために苦闘した斎藤百合.幼児失明の不運を努力と天性の明るさでのりこえ,四人の子を生み育てながら東京女子大学の第一期生となった彼女は,「盲女子高等学園」の設立をめざすが…….百合に親しく導かれた著者が描く,知られざる先覚者の姿.
人が大切だという概念がなく、庶民の立場を考えて行動しないのが、現在の官僚の大きな問題点である
――方方『武漢日記』(2020年)
吉岡忍
2024年1月5日
https://magazine.msz.co.jp/series/yoshioka-literature/2/?s=09
「ある国の文明度を測る唯一の基準は、弱者に対して国がどういう態度を取るかだ」
“方方の記述の前提にはいつも具体的な事実がある。そのあとで、この日の日記にも「私は、政府がこの件を引き継いだからには思いやりを発揮して、こうした老人の抱える問題を軽視することはないと思う」と書き添えている。そして、その上で上記の「ある国の文明度を測る唯一の基準は……」と、念を押すようにつづいていく。”
“こうした一節の構造から浮かび上がってくるのは、巨大な国家を見ると同時に微細な社会も見るという方方の手法――というより、大きなまなざし自体である。生々しい社会の現実や人々の姿をとらえる一方で、国家の動きも見逃さない。彼女は両方を、ひとつのまなざしのなかでとらえようとする。その意志がはっきりと伝わってくる。”
【フェミニズム試練の2023年】本来の女性解放運動取り戻すとき/菊地 夏野
https://note.com/jinminshinbun/n/n483f11df612c
“(前略)華やかな表層とは別に、今のフェミニズムは差別と憎悪に取り巻かれている、と言わざるを得ない。”
食べることと出すこと
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/108713
あちこち飛ばし読みしている。そのなかで、著者は入院中ひどい目(内容を読むと本当につらい)に合わされた看護師に対して全く恨んでいないこと、そのような看護師は一人だけではなかったのに、すっかり忘れていたことを書いている。
“看護師さんは実際に医療処置をする人たちで、かなり命を握られている。そういう人たちに、よくない人がいるとは思いたくない。みんないい人であってほしい。ひどい人なんか、ひとりもいてほしくない。
そういう気持ちが働いているのかもしれない。今現在も看護師さんをすごく頼りにしているから、余計に。”
それ以上に素晴らしい看護師にたくさん会ってきた、と続いている。
この感覚と関係は、医療に限らず色々なところで起こっているのだろうな、と思う。個人ではなく組織に覚えた人もいたのではないかとも。
遅い、と意見を送った。
ちゃんとした文章ではなくても、今のやり方に不服だし抗議している、と伝えた方が良いと思うから。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
能登半島地震 台湾の救助隊、待機を解除 支援のニーズなしと確認
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401030007?s=09
【能登半島地震・孤立集落ルポ】「見捨てられたんやろか」 電気もガスも水もなく…肩寄せ合い支援待つ
https://www.chunichi.co.jp/article/831911?s=09
“広間で毛布にくるまっていた女性(83)は「これでは救急車も呼べない。山奥やから見捨てられたんやろうか」。別の女性(80)も「みんなトイレも行けずに我慢している。情報も入ってこない」と不安そうだった。”
続き
食べることと出すことhttps://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/108713
#読書
著者は潰瘍性大腸炎という難病のため、外出時に生理用ナプキンを使っていた時期があったそう(医師からの勧めで)。ナプキンは経血以外もフォローしている。排泄にかかわるケアってすごく大切なのに、なかなか困っていることを話しづらい、相談しづらい。
放送大学講座をいくつか聴いている。運転中や眠るときなのでメモやノートを取ることはない。それでも印象的なところはあり、人間の心理はわからないことの方が多いこと、実体のない心理や人格をとらえようとするのはかなり難しく、測定法は不正確(測定者のバイアスはどうしてもかかるため)であること。
そもそも対象者の複雑で深淵な人格を、これまた複雑で深淵な人格の測定者が測定しようとすることは、傲慢ではないのか、など。
“食べるマンガやドラマがたくさんあって、人気がある。
よく食べる人間を見るのは気持ちがいい。おいしそうに食べる人間を見るのも気持ちいい。
現実に対する警戒心がほどけていくのかもしれない。
おいしいと言って幸せそうな表情をする主人公を見ることで、読者も幸せを感じる。
それは世界と和解している感覚に近いのではないだろうか。”
“しかし、私にはもう、そういう和解は難しい。”
#読書
食べることと出すこと
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/108713
食べることと出すこと
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/108713
#読書
読んでいる。同じものを食べることへの同調圧力は実感する。特にこの時期。
ざこ寝、プライバシーなし……「避難所の劣悪な環境」なぜ変わらないのか2019/11/01(金)
https://news.yahoo.co.jp/feature/1487/?s=09
「日本では、避難所を良くすると居ついてしまう、早く出ていってもらうためには良くないほうがいいんだという声を、少数ですが、政府や自治体の関係者から漏れ聞きます。避難所の改善がなかなか進まないのは、こういった考え方こそが一番の要因かもしれません」
入管法で露呈、日本の民主主義は死滅状態にある
難民審査も、改正プロセスも不透明すぎないか https://toyokeizai.net/articles/-/678707?page=5
“日本は、自国の難民に対する無関心と、海外の難民に対する寛大な政策のバランスを取ろうとしている。つまり、少なくとも難民が自国にいない限り、日本は難民を支援するのだ。この分裂的態度は、緒方貞子氏が国連難民高等弁務官、いわば難民問題における世界のトップであった1991年から2000年の間に明らかになった。
緒方氏が難民救済という目的のために世界で最も重要な仕事をしていたとき、日本は69人、つまり1年に8人以下の難民しか受け入れなかった。「緒方氏は難民受け入れのために何もしなかった」と、当時、国境なき医師団(MSF)の日本代表だったマリーヌ・ビュイソニエル氏は私に語っていた。”
読んだ本 これから読みたい本のメモ 思うことなど トランス差別に反対しています