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 “部落差別の研究者で、石川さんに関する著書を出版した静岡大教授の黒川みどりさん(65)は狭山事件を「部落差別の問題が集約されている。部落差別が生み出した冤罪だ」と説明する。”

女子高生殺人の証拠は「脅迫状」、でも逮捕された男性は文字が書けない…犯人と決めつけた捜査は「被差別部落の出身」だからか 無実を約60年訴える「狭山事件」nordot.app/1095559339184898628

「テロ組織だから相手にしないというのでは何も話は進みません。かつてはテロ組織と言われて認められていなかったPLOが今はそうではなくなったように、ハマスが重要な当事者であると認めないといけないと思います。そうしないと、ガザの問題の解決はないのではないでしょうか」

ガザ情勢、中東専門家・立山良司さんの思い まず、対話へ歩む勇気を オスロ合意30年、いまだ遠い夜明けmainichi.jp/articles/20231121/

ブラジルから来て20年。「日本育ち」の子どもに寄り添うミヤワキ・シズカさんの挑戦refugee.or.jp/fukuzatsu/nancil

 “朝鮮戦争が始まった直後、金起林は家族の避難先を探すためにソウルの自宅を出て、それきり消息を断った。四十二歳だった。夫人の回想によれば、人民服を着た若者らによって金起林が強制的にジープに乗せられるところを見たという目撃証言があったそうだ。”
旧正月の李箱の手紙

本の栞にぶら下がる
斎藤 真理子iwanami.co.jp/smp/book/b631503

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 金起林と李箱を取り上げた「旧正月の李箱の手紙」。

 “金起林が最晩年に発表した文章の一つ、「小説の破格」は、カミュの『ペスト』論である。「1950.4.10」と日付が入っており、朝鮮戦争勃発までわずか二か月ほどしかない。
(略)「ペストの町は占領下のフランスをのみ象徴するものではない」「自分の手で引き寄せたのではなく、知らぬ間にその中へ引きずり込まれてしまったこの電磁力の〈場〉としての人生で、人間たちはいったいどのように生きていけばよいのか」と書いた。
 『ペスト』を論じる金起林の目は、世界地図の中の自分の位相を見据えている。いうまでもなく朝鮮半島が、ソウルが、ペストの町だ。そして『ペスト』は、「この運命的な瞬間をどのように生きていくか、というより死んでいくかという問題を、寓意を借りて十全に分析検証する小説」であり、だから破格なのだと金起林は説いた。”
旧正月の李箱の手紙

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斎藤真理子iwanami.co.jp/smp/book/b631503

ジュディス・バトラーとアイリス・マリオン・ヤングはいつかしっかりと読みたい。名前を知ることはあったけど、前に読んだ『なぜ原爆が悪ではないのか』(宮本ゆき)での引用が良かったので。そして、適切な引用という点でも、他の点でも『なぜ原爆が悪ではないのか』は良い本だった。

「困難の克服を目指すという物語のパターン」はアメリカの語りについてであるけれど、日本の語りもまたそういう部分は大きい。そして、本当に克服すべきものなのか。克服──未来へ目を向ける姿勢の危険性。

“「通りに沿って歩くために歩道というサポートする道具が必要なように、人は誰も自分だけで移動したり、呼吸したり、食事したりすることはできない。人はすべて相互依存して生きている」

現実の私たちは、それほど個人化された存在ではない。"相互依存"を平等の条件として受け入れることで、非暴力が可能となるのではないかとバトラー氏は指摘した。”

“不平等な現実”を乗り越えるには? 世界的な哲学者ジュディス・バトラー氏が語った5つのキーワードhuffingtonpost.jp/entry/judith

 ハームリダクションと排除の話。

 “恐怖とスティグマを植え付ける方法に効果は生まれない。「ダメ。ゼッタイ。」では薬物依存を無くすことはできないどころか、利用者を追い詰める。誰にも相談できなくさせ、社会の居場所を奪い、孤立させ、回復の道を奪ってしまう。禁止薬物利用者は隠れて利用するようになるから、その身をより大きな危険に晒すようになる。”

第23回:「ダメ。ゼッタイ。」の無意味さ。いいかげんにハームリダクションに舵を切れ(小林美穂子)maga9.jp/221130-3/

 “警察は逮捕というハードルを越えてしまうと、検察に起訴してもらえるよう、見立てに沿った調書を作ろうと懸命になります。

 かつて愛媛県警の警察官が作ってネット上に流出した「被疑者取調べ要領」は、その姿勢をはっきりと映しています。

 「否認する容疑者は朝から晩まで調べ室に出して調べよ」「弱らせろ」「容疑者の言うことが正しいのでは、という疑問を持って調べ室から出たら負けだ」と書いています。”

「黙秘」は市民にマイナスか? 弁護士が立ち会いの実現をめざす理由digital.asahi.com/sp/articles/

好感度9割に驚いた。そんなに高いと思わなかった。

 >近年の内閣府の世論調査で自衛隊の好感度は9割前後を保つが、定員割れは常態化している。

バラエティー番組で露出が増えた自衛隊 迫力ある映像、喜ぶタレント…そこに危うさが潜んでいないかtokyo-np.co.jp/article/290924

さんがブースト

数ある沖縄戦の体験記の中でも、これほど鬼気迫るものを他に知りません。
「血であがなったもの」、著者は沖縄戦の研究者であり、後に県知事にもなる大田昌秀氏。
鉄血勤皇隊として19歳で従軍した氏が、沖縄戦で体験した”ありったけの地獄”がここに綴られています。
*
読者の眼前に突きつけられる、戦場の凄まじい光景、音・匂い・皮膚の感覚。
兵士や住民らの生々しい会話、吐露される激情。
日本軍人と地元住民、両方の立場ゆえの葛藤。
恐怖と飢餓に追い詰められての異常な行動。
私達が”戦争”と聞いて想像する貧弱なイメージを、遥かに超える出来事の連続。
*
1945年3月22日の師範学校でのクラス会に始まり、9月23日(!)に壕を出て米軍に投降、トラックで捕虜収容所へ向かうまで。
軍国少年だった氏が、戦争の悲惨さに直面し、軍の思考・行動に疑問を抱き、絶望の淵から再び生きる意思を取り戻す様を描いた本書。
鎮魂と反戦の強い意志が込められています。
*


「バカとエロの大縄跳び」はもちろん、色々な縄跳びに参加させられていると思う。

男性が「本音や弱音を吐きづらい」社会の問題点
白岩玄×田中俊之が語る「男性の生きづらさ」toyokeizai.net/articles/-/6828

寒くて頭が痛い。冷えている。

昼近くに起き出して、洗濯と掃除機かけを終らせた。布団乾燥機で毛布とマットレスを温めている。空気は乾燥していても気温が低い。

「日本の植民地支配の加害についても、“いつまで反省すればいいのか”という声があるように、誰が、何を、どこまで、いつまで、というのは常に論争になる問題だと思います。ただ、形式的な謝罪は、より深く被害者を傷つけることになるでしょう。加害者が単に自分の行為について告白するだけではなく、被害者が受けた苦痛について、加害者自らの口で語り、絶えず反省する必要があります。過去に起きたことだけではなく、今に続く苦しみについても、です」

「赦すか、赦さないかを決めるのは、被害者の権利」――【光州事件】あの時、それからの女性たちはd4p.world/news/22573/

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 “5.18民主化運動に詳しい、全南大学のキム・ヒソン教授は、「性暴力は最も究明がなされていない問題のひとつ」だと語る。

「女性の役割に光が当てられない家父長制的な社会の中で、この問題が国家の構造的暴力としてではなく、“個人の領域の問題”のように扱われ、その時代に受けた痛みとして話せない抑圧があります。被害者たちが“このことは葬ってしまおう”と自己否定せざるをえない状況がありました」

「これは単に、韓国の国家暴力の話に留まりません。全斗煥は日帝の軍国主義の中で育てられました。彼のような勢力が、政治的、経済的利益を得ている限り、彼に対しての正当な断罪は難しいでしょう」”

「赦すか、赦さないかを決めるのは、被害者の権利」――【光州事件】あの時、それからの女性たちはd4p.world/news/22573/

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 “女性たちは街頭放送を続け、市民軍の顔を覆うマスクを配布し、遺体の収集も担った。21日の集団発砲後には、けが人たちのための献血をしきりに呼びかけた。

「献血にいち早く乗り出していたのは、若い女性たちです。道庁の周りには風俗街があり、そこで働く女性たちも、勇気を持って献血に貢献したんです」”

最後の放送を前に「自分はもう死んだ」と思った――韓国・光州民主化運動、苦しみは今も消えずd4p.world/news/23964/

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