“女性たちは街頭放送を続け、市民軍の顔を覆うマスクを配布し、遺体の収集も担った。21日の集団発砲後には、けが人たちのための献血をしきりに呼びかけた。

「献血にいち早く乗り出していたのは、若い女性たちです。道庁の周りには風俗街があり、そこで働く女性たちも、勇気を持って献血に貢献したんです」”

最後の放送を前に「自分はもう死んだ」と思った――韓国・光州民主化運動、苦しみは今も消えずd4p.world/news/23964/

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 “5.18民主化運動に詳しい、全南大学のキム・ヒソン教授は、「性暴力は最も究明がなされていない問題のひとつ」だと語る。

「女性の役割に光が当てられない家父長制的な社会の中で、この問題が国家の構造的暴力としてではなく、“個人の領域の問題”のように扱われ、その時代に受けた痛みとして話せない抑圧があります。被害者たちが“このことは葬ってしまおう”と自己否定せざるをえない状況がありました」

「これは単に、韓国の国家暴力の話に留まりません。全斗煥は日帝の軍国主義の中で育てられました。彼のような勢力が、政治的、経済的利益を得ている限り、彼に対しての正当な断罪は難しいでしょう」”

「赦すか、赦さないかを決めるのは、被害者の権利」――【光州事件】あの時、それからの女性たちはd4p.world/news/22573/

「日本の植民地支配の加害についても、“いつまで反省すればいいのか”という声があるように、誰が、何を、どこまで、いつまで、というのは常に論争になる問題だと思います。ただ、形式的な謝罪は、より深く被害者を傷つけることになるでしょう。加害者が単に自分の行為について告白するだけではなく、被害者が受けた苦痛について、加害者自らの口で語り、絶えず反省する必要があります。過去に起きたことだけではなく、今に続く苦しみについても、です」

「赦すか、赦さないかを決めるのは、被害者の権利」――【光州事件】あの時、それからの女性たちはd4p.world/news/22573/

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