後で読む。
第1回 カリブ海作家と「記憶」との諍い|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達https://note.com/kashiwashobho/n/na5b5d70c1b01?s=09
[……]そしてその声は告げる、ヨーロッパは何世紀にもわたってわれわれに嘘を詰め込み、悪臭で膨れ上がらせたのだと、
なぜなら、人間の仕事はもう終わったとか、
われわれにはこの世界で何もすることがないとか、
われわれは世界に寄生しているのだとか、
われわれは世界に従うだけでよいのだとか、
そんなことはまるでほんとうではないのだ
エメ・セゼール『帰郷ノート/植民地主義論』砂野幸稔訳(東京:平凡社、2004年)、102–103。