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第1回 カリブ海作家と「記憶」との諍い|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達note.com/kashiwashobho/n/na5b5

第1回 カリブ海作家と「記憶」との諍い|君たちの記念碑はどこにある?――カリブ海の〈記憶の詩学〉|中村達
note.com/kashiwashobho/n/na5b5

 “空を見上げ、いつか「地球に縛りつけられている我々が、地球を脱出する日が来る」と希望を抱く人々に、カリブ海は「お前たちの希望は我々地に呪われたる者の犠牲の上に成り立っている」と告げるだろう。そしてこう宣言するのだ。「人間の仕事はいまやっと始まったところだ」と。”

[……]そしてその声は告げる、ヨーロッパは何世紀にもわたってわれわれに嘘を詰め込み、悪臭で膨れ上がらせたのだと、
なぜなら、人間の仕事はもう終わったとか、
われわれにはこの世界で何もすることがないとか、
われわれは世界に寄生しているのだとか、
われわれは世界に従うだけでよいのだとか、
そんなことはまるでほんとうではないのだ

エメ・セゼール『帰郷ノート/植民地主義論』砂野幸稔訳(東京:平凡社、2004年)、102–103。

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