『AKIRA』全6巻完結まで結構時間がかかってるような気がしたんだけど大友の活動の流れを調べたらなんとなく納得できた。
『AKIRA』全6巻完結までの流れは以下の通り。
・82年12月20日号で連載開始(当時のヤンマガは月2回刊で89年8号から週刊化)
・第1巻 84年9月21日発行
・第2巻 85年9月4日発行
・第3巻 86年9月1日発行
・第4巻 87年7月10日発行
・映画 88年 7月16日公開
・90年6月25日号で連載終了
・第5巻 90年12月11日発行
・第6巻 93年3月23日発行
4巻までは一定のペースを保っている。気になるのが連載終了から6巻までの間。4巻から5巻の間は映画の制作を挟んでいるのでそっちが忙しかったんだろうなーと思うんだけど、90年に連載終了してから6巻出るまでの間何があったのか…。調べてみました。91年4月5日に大友初の実写映画『ワールド・アパートメント・ホラー』を公開している。なるほど。映画制作を挟んでいるとはいえ連載が終わっている作品としては6巻が出るまでにやっぱり時間がかかっている印象を受けるんだけど、連載時より大幅に加筆修正され、後日談が追加されたとのことで一応の納得を得た。
サイコミの読み切り「よくある話」、こういうのを出したらどういう反応が返ってくるか関係者は誰も予想できんかったんだろうか…。編集者の責任はどれぐらいあると考えたらいいのかよくわからない。この件に限らず最近編集者の責任についてよく考える。
作品についてはトーンの張り方や吹き出しの感じなど岡崎京子に頑張って寄せてみたんだな、好きなんだなとは思った。ただ、線に勢いがなく、おっかなびっくり描いてる感じはした。そのくせ、お話は投げっぱなし。もう少しどうにかできた気はする。どんな打ち合わせの末にこれを出そうということになったんだろう…。岡崎京子にもやっつけっぽい仕事はまあまああるけど、常にパンク/ニューウェーヴ的なセンスのきらめきだけはあった。
去年『子連れ狼』にはまっていたころ“『子連れ狼』を高畑勲の『かぐや姫の物語』みたいなタッチでアニメ化して欲しい。”とtweetしていた…。
https://twitter.com/taji_taji_kun/status/1372711457402413058
小池一夫 原作・小島剛夕 画の『子連れ狼』は全員読んでほしいとひそかに思っている。全巻Kindle Unlimitedに入っているし、購入するとしてもかなり安くなっているので。電子版の装丁は全然よくないので手に取りにくいとは思うけど…。この作品が世界中で読まれているのは決してオリエンタリズムだけではなく単純に滅法面白いからだと思う。前から読んでたみたいな雰囲気で語ってますが、ぼくも読んだのは去年なんですけどね…。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07KY3X2N1?ref_=dbs_p_mng_rwt_ser_shvlr&storeType=ebooks
もうすぐ出る佐々木敦の映画批評集の情報が出た。プロローグが読めるんだけど、なんかよく分からない。
“映画よさようなら。一切のノスタルジー抜きに、この言葉を受け取らねばならない。今や映画が映画に別れを告げており、同じ名前で呼ばれていても実のところはまるきり異なる何ものかへと変貌しつつある、いや、すでにそうなっているのだと、そのことにわれわれも気づいているのに、だが口に出して認めてはいなかっただけなのだと、望ましいかはともかくも現実を直視して、目の前の「映画」に対峙し、そして先へと進まなくてはならない。”
映画は生まれてからずっと常に変化し続けてるのでは?中身をちゃんと読まないとわからなさそうだけど多分読まないかな。きっと個々の論考で面白いものもあるんだろうけど。こういう煽りが年々苦手になってきている。
https://www.amazon.co.jp/映画よさようなら-佐々木敦/dp/484592143X/ref=mp_s_a_1_9?qid=1670428183&s=books&sr=1-9
「座りしょんべん」という言葉の使い方が今一つわからない。学生時代サークルの先輩が「あいつびっくりして座りしょんべんだったらしいよ」と発言したのを聴いてひどく驚いたことがある。調べると落語の「火炎太鼓」が起源らしいことはわかる。確かに「びっくりして座りしょんべんして馬鹿になるなよ」というくだりがあり、聴いてると流れで笑ってしまうのだが。その先輩は東京生まれ東京育ちだったんだけど東京では流通している言葉なんだろうか。
最近いいなと思ってたイスラエルのドラマーAmir Bresler『House of Arches』の日本盤は原雅明のringsからで、さすがだなと思っていた。原さんのインタビューもやはりよい。
https://www.oto-tsu.jp/interview/archives/5408
中学の時、友人が「美辞麗句」というタイトルで卒業文集を書いた。柄にもなく何か皮肉っぽいことでも書いたのかと思ったのだが、普通に3年間楽しかったといったような内容で、美辞麗句という言葉をどこかで知り、その意味を非常にいい文章ととらえたのだろう。美辞麗句という四文字だけ見れば美しく麗かな文章と思うのも仕方ない。卒業文集を手にした級友たちが「これどういう意味?」と書き手に質問する中、その書き手がぼくに向かって「わかるよね?」と言うので「まあ、わかるよ」とお茶を濁した。ぼくの微妙な受け答えから、コイツも多分わかってないなと思われたのか他の級友たちから「じゃあ意味は?」ときかれることはなかった。あるいは、卒業文集など空疎な美辞麗句に過ぎないという意図が込められていたのかもしれないが今となってはわからない。
“BUNNyS(ヴァニス)
ティターンズの「OVER THE MIND計画[1]」によって開発された強化人間人格対応の特殊OS。三号7式OS、強化人間人格OSとも呼称される。ガンダムTR-6の掲げる「最強の兵器=ガンダム」を成立させ、外敵から地球を守護するティターンズの抑止力を根底から支える概念であり、アナハイム系ガンダムやエース級のワンオフ機との大きな違いでもある。”
https://gundam.wiki.cre.jp/wiki/BUNNyS
悪夢を見た。
舞台は知らない高校の校舎なんだけど、いるのは大人ばかり。知人も出てくるがやはり高校生としてではなく、大人として登場する。人が次々と惨殺され、ある俳優学校出身の人間がターゲットらしいということがわかってくる。犯人はたぶん僕の友人で、その友人の彼氏に話を聞きに行くところで目が覚めた。
『ウェンズデー』の影響もちょっとあるかなと思った。
『HERE』(リチャード・マグワイア)の英語版は電子で買える。
https://www.amazon.co.jp/dp/B089412V34/
『ウェンズデー』全部観た。
全8話中の前半4話は製作総指揮のティム・バートンが監督も兼任してたこともあり最高だった。しかし、5話から監督が代わりコメディ要素もどんどん薄くなっていき後半はまあまあって感じだったなー。でもウェンズデー役のジェナ・オルテガがめちゃよいのでOKです。続編やるなら必ず観る。
あと、1~4までは毎回ジェナ・オルテガの学園制服以外の衣装が色々楽しめてもしかしてこれは毎回いろんな衣装が楽しめる?って期待してしまったんだけど後半は衣装のバラエティーがあまりない。まあ、こっちが勝手に期待したのが悪いのですが…。後半の衣装でよかったのはサイドカー乗るときのメット。
Know Your Enemy.