田野大輔先生、小野寺拓也先生のナチスの岩波ブックレットが売れ行き好調のようですが、日本のことについても、既に同じ岩波ブックレットで以下のような本が出ています。タイトルはお堅いですが、内容はまさに「植民地で「良いこと」もしたのか」です。
ちょっと前のもの(2001年)で、品切れ中なのは残念ですが、図書館や古本屋で見かけられたら、ご一読ください。「ちょっと前」と言いましたが、「日本は良いこともした」と言っている人の脳内は、それほどアップデートされてませんので、大丈夫です。
水野直樹編『日本の植民地支配 肯定・賛美論を検証する』- 岩波書店