エチュード2は回数をたくさん観たから、毎公演のちょっとした動作の違いや、アクシデントとまではいかない出ているべきではない物の処理などを見るのも楽しかった。
東京公演では神永さんのオーエン。お調子者の西の魔法使いに名前を名乗って怖がらせるところで、西の魔法使いの頭から帽子をはたき落とした回が2回あって。1回目はモブ西まほ役のパワーズさんが自分の帽子を拾ってから逃げていった。2回目はそのまま走り去っていったから、オーエンが拾って、魔法使いが逃げた方向の袖に帽子を放り投げてからその後の流れに入った。
手を出した物の処理がうまいとうれしくなる。

大阪公演では坪倉ネロが印象的。
こちらは自分ではなく他の人が残した物/他の場面で処理すべきだった物の処理。
前楽/大楽だったかな。前楽では(回が違ったらごめん)オズ様が燃やし損ねて魔法舎の食堂まで舞台に残っていた書類を、出てきてから一度はける前に拾い上げ、読みながらいつも通り上手の舞台装置の扉に入っていった。献立かなにかを見ているように見えて自然で好きだった。
大楽ではやはりオズ様が燃やした書類が舞台装置に引っ掛かっていたのを、潜入調査の前に静かに取って、あの宝剣のスカートのような衣装の裾に隠すように(実際、拾うところを見ていなければわからないほど完璧に隠せていた)持って去っていったから、感心した。
坪倉さんのほうは配信に映っているかもしれない。

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ディレイ配信のここだけ確認してきちゃった 両方映ってますね

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