ポール・ヴァーホーベン『ベネデッタ』観た。『ショウガール』とそう変わりないような、身も蓋もなく言ってみればこれも女子プロレス映画ですがな。選ばれし修道女レスラーが痛みの伝わるプロレスで挑む金網デスマッチ、ブック破り、タッグパートナーの裏切り、覇権争いやシスターフッド、悪徳プロモーター、マイクパフォーマンス、奇跡の2.5カウントで返して盛り上がる観客…やってることはギミックありきの(昭和の)プロレスで、ブッチャーの額はセルフカットだろ?とかそういう下世話な声に対し、大事なのは技の説得力だとプロレスへの愛と信仰を説く。行くとこまで行ったれ。(そんな映画に思えたお前がプロレス脳だろ、と言われればそれまでだけども)
@vertigonote そうなんですか!何ごともプロレス解釈可能とはいえ、その辺のツボをしっかりおさえてあるヴァーホーベンもプロレス好きなのかしら…