海外から見た、上澄みの綺麗に編集された日本カルチャーを見る目線と、ポルノが乱雑に積み上がり性教育がろくになされずフェミニズムへの攻撃が横行する日本の中での日本カルチャーを見る視点には絶望的な断絶があり、英語圏のカルチャー系メディアを読むのが時々辛くなることがある。日本の政治状況と一体になった日本のカルチャーの状況は永遠の伝わるとは思えず、それを楽しむ海外のクィアな人々との間にある断崖絶壁。同性婚が実現された世界におけるYuriと実現されていない世界における百合には同じゆりでもあっても、全く違う性質がある(だから水星の魔女の二次創作の動きは嬉しかったけど)。それはまた、ジャポニスムが女性への視線を媒介にして西洋と日本を結びつけてきた美術史とも関連しているし、今でも受け入れられていることでもある。
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【祝・勝訴】【拡散希望】
これは、先日勝訴した対伊東麻紀の名誉毀損裁判において、原告(李琴峰)側が提出した本人陳述書です。
本陳述書を読むと、誹謗中傷や提訴に至る経緯、誹謗中傷の被害状況、そして被告・伊東麻紀の人間性がよく分かると思います。
「こうした難しさのためにマイノリティの歴史は、直線的な時間軸にそって進めることができない。さまざまな時代を行ったり来たりしながら、断片を拾い集めることで立ち上げていかざるをえない。 歴史資料からマジョリティの姿を読み解いてきた歴史学には、マイノリティの姿を析出するための蓄積はあまり多くない。 ではこうしたマイノリティの歴史研究において、ゲームはどのように参考になるのか。 記録が少ないゆえにマイノリティの歴史を考えるには想像に頼ることになる。この想像の仕方がゲームを遊んだり作ったりすることにとても似ている。どちらも現実を題材に色々な可能性をインタラクティブに探る。 ゲームでは目の前でストーリーが生まれていく様子が描かれる。選択肢やプレイの仕方によって、個別に異なる「歴史」が生まれる。ゲームが作り出す体験や語りはバラバラなものでありながら、一つのゲームとしての方向性をもっている。」
—『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河著
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チリのポリアモリーな関係の青年らの生活を描いたゲーム『Hitm3』、劇中で寺山修司の映画が流されたりして面白いです。
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ライター/アーティスト/クィア/フェミニスト/CG/デザイン/ゲーム/VR/3Dプリンター/各種雑誌やWebメディアに寄稿 https://linktr.ee/spiralginga