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皮ごと食べるシャインとパープルを毎日食べていたら胃が疲れました。そこで今朝は皮を剥いて食べるピオーネを食卓に。この酸味と甘さ!これだよこれ!いいですねピオーネ。
写真はカミさんが剥いたピオーネです。このように薄く剥くには熟練の技を要しますが、このように丁寧に皮を剥いてから食べると人生が変わります。ゆっくり挑戦してみてください。

ピオーネの根元に近い房を取ってきました。房の下は糖度18度で出荷基準をなんとか満たしていました。根元から遠い房から糖度が上がりますので根元の房が基準を満たしていると安心して収穫できます。
ぶどうの糖度は品種ごとに決められた出荷基準糖度がありその糖度はその品種がもつ特性をいちばん感じていただける度数です。糖度が高ければ高いほど美味しいかというとちょっと違っていて、酸味が残っていないと甘さだけのぶどうになり熟しすぎたと言って肩を落とす仲間もいます。収穫日は栽培者の求めている甘さ渋さ酸っぱさのバランスいわゆる食味ってやつで決めているので、ここに皮の厚さ固さが加わると時期を迷って迷ってもう朝まで眠れません。

忘れられない甘さです。幾度目かの初恋のように。

デラウェアの収穫が終わってからしばらくして、園の中はデラウェアとはまた違ったとろけるような甘い匂いが漂いはじめます。時代遅れのナイアガラ。数年前都会で暮らす友人に送ったところ、初めて食べたらしくこのナイアガラに驚かれました。この品種は皮が非常に薄いため潰れやすく輸送が難しいので地元産地のスーパーにしか流通していません。そして、栽培が難しいのに加えて価格が安いため農家のみなさんはシャインマスカットなど高価格帯の品種に植え替えてしまい、最近は栽培農家も少なくなっています。私も昨年は3本切りました。今年はワイナリーへの出荷と友人に送るためだけのものです。
地域の子ども達はこのナイアガラの甘い匂いが漂う中で育ちます。ナイアガラの固定ファンは多く、私も大好きな品種です。

しなのスマイルの味見、ということで朝のテーブルに。袋を少し開くだけで香りが漂ってきました。ひらがなのような優しい香りです。もしこのぶどうにどこかで出会ったら迷わず手に入れてください。私が世界中で一番好きな、皮を剥いて食べる時代遅れのぶどうです。

ハサミが滑って・・・ひと房1万円の房を(ウソ、笑)半分のところでスパッと切ってしまいました。たまーにあるんです、こーゆーこと。なんとも暗い1日でした。

盆棚にデラを積み上げ息をつく

2023年のデラウェアはベレゾンに入った頃から日照りが続き粒の萎みが心配されました。通常は房までの副梢を削除して副梢に行く養分を房に持ってくるという栽培方法を取るのですが今年は副梢を削除せず笠を二重にして日照りを防ぐことにしました。
私の園は他の地域と違って日照時間が少なくお盆までに収穫できる葡萄はデラウェアだけになるため私のデラウェアは盆棚用として親戚に配るのが栽培本来の目的です。それとごく親しくさせていただいている友人知人にもお中元がわりに届け、残りを出荷に回しました。

というわけでデラウェア出荷終了!!

我が家では、ひと房をみんなでつまんで食べる事はしません。このように切った小房をそれぞれが片手で持って食べています。
  

思い切りよく花切りしたら予定通りのサイズの房になった。嬉しい。

糖度はまだ18度だけれど甘さと渋みのバランスがいい感じで仕上がって来たパープル。今年も最後のひと粒まで辛抱強くやるんだと。

動かないひつじ雲の下で真綿のような雲がいい速さで動いていてその上のもっともっと高いところに月が浮かんでいるのを見つけた朝 

長かった袋かけが無事全て終わってあとは新梢管理だけ。というタイミングでデラウェアの注文メールが入ったので、仕上がりも価格も未定でまだまだ先になりますが承りましたの返事をするためにそっと袋を開いてみた。  

いいものを見つけた朝だったのに摘粒が間に合わない肩が痛い。    

新しくなっていた接木用のテープが今までと違いすぎて悩んだけど葉がいい感じに生育しています。高接ぎ更新は成功!って事で。 

気候予測を見やすく正確に提供してくれていたForecast . ioのwebパーツがいつの間にかAppleの買収によってアクセスできなくなっていたのを知って右往左往していた雨の昨日 

手がかかるパープル。明日は雨の予報なので明後日まで引きつけると決めたキャップは飛んでいるけれど軸長が短い房たちどうなるか。   

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