ハサミを持つ手が凍える寒さ。頬にポツポツ雨かなと注意深く見上げるとぶどうが涙を流していた。

一昨年辺りからデラウェアの人気が半端なく収穫が終わってからも問い合わせ多くて悩みのタネ。うちはもう収穫が終了したのでないけれど直売所だったらまだあると思うので行ってみたらどうですかと直売所の場所やら色々説明して対応したのだけれどSNSであの農園は一見さんには売ってくれないとか冷たいとか言ってもいない事やしてもいない対応をツイートしてくれたらしくもうほんとうに嫌な気分になった。今年は穏やかに過ごしたいから電話しないでね。あなたには食べて欲しくない。
という近い昔を思い出しながらデラウェアの房整理の時期になっていたので2番と3番を残して 1新梢につき2房付けるって作業を曇り空を見上げながら始めている。
  

昨年より2週間ぐらい遅れて水が上がり始めたので芽傷入れてる午後 

見積書を何度も書いていたら請求書を出すのを忘れていた事にふと気がついた夜更け。
  

匂いの株?(先生がカブって言ってた)が少し残っていたらしく諦めていた匂いセンサーが復活してくれて嬉しい。
 

チェックボックスが表示されず途方に暮れて2日目の午後。のできごと

今年の干し柿完成しました。こんな感じでお茶請けにピッタリ。緊張したけど硫黄燻蒸というのをやってみてよかった。途中雨が降ったけれど最初ある程度乾くまで晴れの日が続いていたし環境も最適だった。

休憩のちょうどいい場所に干したまだまだ途中の干し柿をつまみながら  

ここ里山に関しての天気予報は全く当たらないので頑張って干した。グリムを聴きながら 

柿もぎ午前の部が終わった合間にヤニや渋が付きまくった剪定鋏のメンテナンス。

いい感じに育った初めてのシャルドネ4房。ひと粒つまんで口に放り込むと皮も柔らかくなっていてタネを齧ると渋さがふわっと広がった。
朝の食卓用に。

朝からYouTubeでNeil Young & Crazy HorseのBarnを聴きながら使用済み透明袋の整理をしています。休憩は友人が作ってくれたケーキとコーヒー。ケーキはうまく切ることができなかったけれどこんな感じでクイーンルージュがてっぺんに。
ヤング達が録音中の丸太小屋スタジオにはいい子にしているワンが2匹いてつい見てしまい仕事の手が止まってもう昼。 

先週末に全ての品種の出荷と発送が終了し、自分たちへのお疲れ様用に残してあったぶどうをはじめてゆっくりと口に入れ、今年も静かな山村でこんなに美味しいぶどうをたくさん収穫できた事に感謝しました。
クリスマス用にクイーンルージュとシャインマスカットを冷蔵庫に保存したし、ありがとうの礼肥も蒔いたし、最後の薬剤散布も終わったし・・・これでやっとひと息つけるかなっという場所に着いてぼーっとしています。
写真は葉と支え棒の影にそっと隠れていたパープル。見つけてごめんね。 

3房入れる予定だった2キロの箱に2房しか入りきらないので、ひと房づつ紙袋に入れて手渡した。明日の出荷で終わりにする。眠いし今はそれしか言えない。

いい子にしていたワンと遊んでから、直売所用に夜なべ。

皮ごと食べるシャインとパープルを毎日食べていたら胃が疲れました。そこで今朝は皮を剥いて食べるピオーネを食卓に。この酸味と甘さ!これだよこれ!いいですねピオーネ。
写真はカミさんが剥いたピオーネです。このように薄く剥くには熟練の技を要しますが、このように丁寧に皮を剥いてから食べると人生が変わります。ゆっくり挑戦してみてください。

ピオーネの根元に近い房を取ってきました。房の下は糖度18度で出荷基準をなんとか満たしていました。根元から遠い房から糖度が上がりますので根元の房が基準を満たしていると安心して収穫できます。
ぶどうの糖度は品種ごとに決められた出荷基準糖度がありその糖度はその品種がもつ特性をいちばん感じていただける度数です。糖度が高ければ高いほど美味しいかというとちょっと違っていて、酸味が残っていないと甘さだけのぶどうになり熟しすぎたと言って肩を落とす仲間もいます。収穫日は栽培者の求めている甘さ渋さ酸っぱさのバランスいわゆる食味ってやつで決めているので、ここに皮の厚さ固さが加わると時期を迷って迷ってもう朝まで眠れません。

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