新しいものを表示

正直言って一番涙腺が緩むところ、Think of Meです。

MotNでファントムがクリスティーヌにバックハグ的なやつをしてユラユラするところ(Floating, falling, sweet intoxication~)、特に背が高い人が多い英語圏ファントムがやるとすごく“絵”としてはキマるけど、人と触れ合うことに慣れていないファントムが、あれだけ焦がれていたクリスティーヌといざ身体的にぴったり接触するにあたってそんなにゆったりとした感じでいられるかなぁ〜?🤔とずっと気になっていた。そしたら、なんと、この大阪公演で佐野正幸が「そう!それ!」を出してきて!記憶にある限りだと以前は他のファントム俳優たちと同じような方向性の演技をしてたのに、変わっていた。(いや前の東京公演やその前の仙台公演から既にそうしてたのかもしれないけれど、私は見てないので……) やっとあのシーンで解釈一致の演技が出てきて、なんか「しつこく(スラチューも含めて)オペラ座の怪人観てきた甲斐があった〜!」と謎の感慨があったわ……。

クリスティーヌはえらい女だけど、彼女は悪くないので……。(クリスモンペ)

オークションで亡きクリスティーヌの面影を追って彼女が出演していた演目にまつわるものを集め、ファントムのあのオルゴールを見て辛そうな顔をする老ラウルを見ると、「ラウル……えらい女と恋に落ちたがあまりに老いてなおこんなに苦しむハメに……」と少し憐れになる。

ハロルドプリンス演出版だとMotN歌唱中のファントムの動きが決められているっぽくて、ウエストエンドで見てもブロードウェイで見てもツアー版で見ても四季で見ても誰がやっても細かい動きまで一緒なんだよね。だからちょっとでも違う動作をやると目に留まる。

スレッドを表示

備忘録:6/18のMotN中のファントムの仕草について
「耳をすませて聞いてみたまえ」でクリスティーヌの顔を遠ざけた後の「優しい音楽を」では、クリスの顎に手の甲を添えて顔を自分の方に向かせるように決められているはずだが、今回は手のひらをクリスの顎に添えて(しかしギリ触れてはいないようにも見えた)自分の方を向かせていた。様々なファントムのMotNを見てきたが全員そこでは手の甲を上にしていたし佐野ファントムも例に漏れず毎回そうしていたので、手のひら上パターンを見たのはこれが初めて。

藤原クリスティーヌは表情の揺らぎが更に繊細になっていたのも良かったな。

幕間にトイレで手を洗っている最中に「上演中の録画・録音は法律により禁止されております」というお決まりフレーズのアナウンスが耳に入ったが、今日のMotNがあまりにも良かった(私がここまで言うの珍しいぞ)ので「なんで私の眼球には録画機能が付いてないの?」と法律ガン無視の不満が出てきてしまった。

岸ラウルは今日も終盤で凄いショックを受けた表情をしていて、それは演技としては素晴らしいのですが、最近の「いつもカーテンコールで気持ちの整理が付かない」発言からわりと役の心情に入ってしまうタイプと察せられるため、岸さんのメンタルがちょっと心配になってしまう。隣の「役に入り込むことは無いですね」先輩みたいなタイプの方が楽だよね……。

昔からの四季オペラ座の音源はよく「感情置いてきたんか?」って言われるし私もそう思うけど、英語圏オリジナルキャストの音源も結構「感情置いてきたんか?」って感じだよね。今の演出の方が絶対に良いです。

今日の藤原クリス、支配人室でさっきまであんなに怯えていたのに、ファントムから自分への手紙が読まれている時に夢見るような表情になっていて非常にヤバいクリスティーヌだった。

佐野さん歌上手くなってる!(失礼) 前回が不調だっただけかな。

MotNが凄く良くて、あの曲の間はオークションシーンから私を苛んでいた尿意が完全に消えていた。今まで聞いた佐野ファントムのMotNの中で一番良かったのでは……。最後のロングトーンだけが欠点なんだけど、あそこって生オケだとオケの方でどうにかしてくれそう。大阪や京都にもオケを連れてきてくださいオケピ作ってください。

あと相変わらずPoNRがめちゃ上手い。情念。

PoNRの最後に「もはや戻れな…」って歌いながらクリス俳優が自分のフードを取りやすいように自然に屈んでいる仕草を見ると「佐野さんだなぁ」って思う。(あそこはフードをサッと取ってもらわないといけないけど、特に身長差があるとフードが引っ掛かりがちだもんね……失敗されるぐらいなら自分が屈んだ方が確実……)

最後の方に壊れたクリス人形をファントムが投げたり床に叩きつけたりする(人によって違う)ところで、あの人形けっこう重量ありそうだなって思う。ちなみに、昔の隠し撮りで、市村ファントムがあのクリス人形を投げようとしたけれど人形のバネか何かが椅子に引っかかっちゃって結局投げられなかったのを見たことがある。

MotNの最後にファントムが見せるクリスティーヌ人形、アレなんなん?と昔から疑問で、25周年公演を見て「そうそう、クリス人形無しで気絶する流れで良いじゃん (クリス人形役の人も大変だし…)」とか思ってたけれど、クリスにあの人形を得意気に披露する新演出四季ファントムたちの演技を見て「あっ、このクリス人形のくだり要るわ」と考えが変わったんだよね。あれはファントムの偏執と幼児性を象徴するアイテムとして必要。あの人形お披露目シーンは岩城ファントムと佐野ファントムの演技が好き。

河村カーラ・増田アンドレ・平良フィルマンの3名が揃ったプリマドンナはあまりにも歌が上手くて音楽的快感が強い。

佐野ファントムってわりと演技の我を通すタイプだと記憶していたんだけど、それでもクリスティーヌと相性が微妙だったのを見たことは無いので、もしかしたらちゃんとクリスごとに演技を変えてるのかもしれん。私が気付けていなかっただけで……。(ラウル&ファントム歴が長い分、多くのクリス俳優と組んで来た経験値もあるし)

ラウルの首に縄を掛けた後の清水ファントムの、心底馬鹿にした「助けてください どうか」の歌い方を思い出すだけでジワる。岩城ファントムの「未知の愛」の歌い方と同じぐらいクセが強い。

あの瞬間、心の中ではスポーツの実況中継並みの大声で「目が合ったーーーーーー!!!!!!」と叫びました。

スレッドを表示

6/7の佐野ファントムはボートが見えなくなる直前に振り返っており、牧クリスと目が合ってた!

スレッドを表示
古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。