正直言って一番涙腺が緩むところ、Think of Meです。
MotNでファントムがクリスティーヌにバックハグ的なやつをしてユラユラするところ(Floating, falling, sweet intoxication~)、特に背が高い人が多い英語圏ファントムがやるとすごく“絵”としてはキマるけど、人と触れ合うことに慣れていないファントムが、あれだけ焦がれていたクリスティーヌといざ身体的にぴったり接触するにあたってそんなにゆったりとした感じでいられるかなぁ〜?🤔とずっと気になっていた。そしたら、なんと、この大阪公演で佐野正幸が「そう!それ!」を出してきて!記憶にある限りだと以前は他のファントム俳優たちと同じような方向性の演技をしてたのに、変わっていた。(いや前の東京公演やその前の仙台公演から既にそうしてたのかもしれないけれど、私は見てないので……) やっとあのシーンで解釈一致の演技が出てきて、なんか「しつこく(スラチューも含めて)オペラ座の怪人観てきた甲斐があった〜!」と謎の感慨があったわ……。
備忘録:6/18のMotN中のファントムの仕草について
「耳をすませて聞いてみたまえ」でクリスティーヌの顔を遠ざけた後の「優しい音楽を」では、クリスの顎に手の甲を添えて顔を自分の方に向かせるように決められているはずだが、今回は手のひらをクリスの顎に添えて(しかしギリ触れてはいないようにも見えた)自分の方を向かせていた。様々なファントムのMotNを見てきたが全員そこでは手の甲を上にしていたし佐野ファントムも例に漏れず毎回そうしていたので、手のひら上パターンを見たのはこれが初めて。