M-12023
令和ロマン優勝 カッコ良かったです
単純にマンパワー的な強さ、勢いを感じました
ロジカルでクレバーでテクニカルなキャラクターだけど、実は一番パワーでどうにかしてるというか(特にくるまさんが)
令和ロマンの漫才って、
くるまさんの喋りの能力の高さで構築されてる話芸によって、「漫才」に無理矢理建築している部分もある気がして
でもそれが凄く爆発力を生んでるのではと思いました
個人的閲覧用「無意味グラフ」まとめ
https://togetter.com/li/2253668
まつもto なかい に出た時のビートたけしが
麻原彰晃とトークしてる時のビートたけしに似てると思った
https://natalie.mu/owarai/news/551452
【新連載】
コメカとパンスの批評ユニット・TVODのウェブ新連載スタート。「負けること」について、ふたりの往復書簡の形で考えていきます。初回はぼくからです。
TVOD 「白旗を抱きしめて 〈敗北〉サブカル考」 第1回 「敗北」について──コメカより | 生きのびるブックス
https://ikinobirubooks.jp/series/tvod/1687/
こちらで記事を書かせていただきました。松本人志監督映画について感じている事について。ぜひお読みいただきたいです。よろしくお願いいたします😊
【視力のお笑いシネマレンズ】第1回 松本人志監督作品の面白さ
https://movietoybox.com/archives/2023/05/31/2047/
こちらで記事を書かせていただきました。北野武『首』公開記者会見を見て思った事を書きました。ぜひお読みいただきたいです。ご感想もお気軽によろしくお願いいたします。
【特集 北野/たけしの映画世界】北野武『首』公開 記者会見を見て
https://movietoybox.com/archives/2023/11/27/3072/
https://youtu.be/UtmNy_WGE7M?si=WVXqpadZt_Ujhu4W
トニー谷さんのリズム芸の上手さと、高飛車でインテリ振る舞いをする毒舌芸は、オリエンタルラジオの中田さんを彷彿とさせると感じています
北野武『首』、とりあえず
北野武『首』。
映画としてどうかは置いといて、「ビートたけしファン」である自分には正直意外な出来、つまりとても良かった……。この数年ファンから幻滅され続けてきたたけしの晩年ムーブがフリになった、嗤いとニヒリズムの強烈なカウンターパンチ。もはや都市伝説と化した「たけしさんが飲み屋のお会計済ませてくれていて……」みたいな「美談」まで含め、残忍なギャグに転化される。芸人というロマンティシズムも映画という「権威」もすべて、「売れてねえくせによ!」という嘲笑で蹴り飛ばされる……のだが、そういう自分自身が最終的にきっちりフレームのなかに収められるという、何重にも冷静なニヒリズム。もうたけしはボケた!と誰もが思っていたのに、まだ振り子が止まってなかったんだ……という……。
しかしまあ過去作やたけし軍団、お笑いウルトラクイズやたけし城、戦メリばりの全画面笑顔などなど、キャリア総まくりの集大成で、大森南朋はそのまんま東に、浅野忠信は谷隼人に、中村獅童は島田紳助に見えてくる(笑)。「戦後日本のテレビ史」を知らない人にはどう観えるんだろう?
ビートたけしが浅草からテレビの世界に出てきて、今映画監督として大成しているのが、時代と主要メディア転換の流動に身を置こうとしたんじゃないかなぁ…という心情が感じられて良いなと思います。世代的な共有はしていないし、なんとなくの憶測で言葉にしているのですが。
もしかしたら、浅い視座に聞こえるかもしれないのですが、YouTuberが有名になってテレビに出ようとしてゆく運動に近いものを感じています。
かつての映画館の立ち位置は、
劇場舞台に対しての新規メディアだっただろうし、
その映画館も新規メディアとしてテレビが表れた時に旧態的な立ち位置に移行したのだろうし、
そして、そのテレビも新規メディアとしてのネットが表れた段階でゆっくりと立ち位置が世代交代を成されていったのだと、
ざっくりとそういう認識でいいんじゃないかなと思っています。
劇場(旧態)→テレビ(新規)→映画(中間領域)
みたいな着地点にビートたけしさんは狙って動いていたとも勝手ながら想像しちゃいます。
そういった天下人の現時点の生息地としての主要メディアを見てると面白いです。
松本人志がドキュメンタルをAmazonプライムでやってたり、
さまぁ~ずがYouTubeにけっこう力を入れてたり、
メディアとその中心時代性を感じます。
少し前のものですが、
ゾフィーのPodcast岡野陽一ゲスト回が味わい深くて面白かったです。
前編後編に分かれてて、なおかつしくじり先生出演を経てからの放送なので、いりくんだ構造なのですが
現代テレビバラエティでの何周もした"クズキャラ芸人いじり"を提示されて、お笑いにおける「蔑みとは何か?」を考えさせられます