そういえば主治医に「希死念慮が天啓みたいに脳占拠したときってどうすればいいですか?」ってきいたら「脳にはもう話が通じないので肉体を刺激して気をそらす」と回答得ました。ご活用ください。
初の商業小説が公開されました。
「そこに在る身体」というタイトルの天皇BLです。
皇太子とご学友が手に手を取って北へ逃げる話です。
よろしくお願いします!
https://note.com/ffeen_pub/n/n1d15dc2bcd7e
エクスペンダブルズ4ネタバレ
エクスペンダブルズシリーズ未視聴で4観て来たんだけどすげーーーホモソ映画でトキシックマスキュリニティから降りる気もないのすげぇな。そういう映画でそういうファン層のシリーズなのは想像に難くないんだけど…
ステイサムが冒頭でパートナーの女性が激怒してるのを男友達の前で『君はヒステリックで凶暴だけど俺は冷静に悟す』というセクシストムーブかましておきながら、途中でクソセクシストに対して『女性に敬意を払え』ってボコボコにするシーンはなんの皮肉かと思っちゃったな…
ドルフラングレンも、銃や暴力以外の生きる道を見つけて周りに小馬鹿にされながらも老いに向き合い幸せの道を進み始めたのかと思ったら、終盤普通に禁酒破って昔の腕を取り戻しました!ヤッタネ!!みたいな描かれ方で結局かよ〜となっちゃった。
なんか終始『今まで通りの馬鹿やる俺達最高!!』みたいな映画で、1の公開当時から追いかけてたら面白かったのかもしれないけど4から見たら普通に価値観古臭い映画だな…って印象…いやエクスペンダブルズにフェミニズムの視点を求めるのが間違いなのかもしれんが…あの老舗『男!車!俺達!』映画のワイスピでさえもうちょっとアップデートしようとする痕跡があると思う…。
現実の結婚の平等になんら言及しないまま「推しCP結婚しろ」って人には未だにイラッとする。
結婚の平等に賛成しているのは国内の統計で7~8割くらいだったと思うし、べつに認識してないわけでも反対なわけでもないと思うんだよね、なにも言ってない人も。
ただ、「国内だと推しCPに結婚させられないから海外に行ってもらう」みたいな妄想はできても、「推しCPを結婚させるために日本でも結婚の平等目指す」は言えない。
前者は違うけど後者は「政治的」だし、なんなら「政治利用」だから
https://twitter.com/omph_fyi/status/1659095089682042885?s=20
僕は原発事故の時、宮城県から関西へ避難しながら、被災地の僕たちは簡単に切り捨てられるだろうと思いました。日本に限ったことではありませんが、非常事態にこそ、国家は本性を表し、末端の民を切り捨てる。国家が周辺の民をどう扱ってきたか、歴史を学んできたので、間違いなくそうなると思いました。自発といえば自発、強いられたといえば強いられた両義的な移動です。国家と、翻弄される個人との冷徹な関係を、身を以て実感させられた瞬間でした。
東北地方は地続きだから見えにくいんですが、貧しい農村として、労働力を工場労働者として首都圏に出し、首都圏の食料供給地になり、原発建設で首都圏の電力供給地にされた。まさに植民地的。それを東北地方に対する扱いで思い知ったわけです。(引用)
本当〜にこれですよ。北陸もそう。
(百万回くらい引用してるけど各方位に重要なインタビューなので是非読んで下さい。この発言も沖縄という土地の植民地的扱いから、基地と原発の話に流れて始まっています。)
https://book.asahi.com/jinbun/article/14380342
今年も「2023年の LGBTQ 映画&ドラマを振り返る」という記事を作りました。「そう言えばこんな作品あったな」「この作品は観てないぞ」とか、そんな感じで気軽に読んでみてください。全体を振り返る整理では今後の課題や懸念もまとめています。2024年の期待作も最後に…🏳️🌈
👇 詳細は以下
https://cinemandrake.com/2023-lgbtq-film-drama
私も自分のセクシュアリティやジェンダーアイデンティティを自覚するずっと前の幼少時代からやおい愛好家をやってるけど、BL文化とクィアの歴史・文化・とりまく政治との分断はまーーーファンコミュニティ見てるといまだにずっとあるのは確か…だし声を上げる人が矢面に立たされるのもめっっっちゃある……
まぁいわゆる覇権ジャンルと言われるメインストリームにいたことは少ないんだけど、ニッチジャンルでもクィアネスについて発信する人は結構少ない…
でも昔からクィアなBL好きは周りにも結構な割合でいたし、規範に沿わない人はオタクに多かったと思うし、やっぱり日本の社会全体に蔓延する『政治の話はタブー』ってやつが分断を生んでんじゃん?!!?と思ってしまう…
あとは内面化したミソジニーとシスヘテロ規範とホモソーシャルと(以下延々といつものやつ)
クィアネスを考えないが故に、ミスジェンダリングになっているような誤訳も多く、訳語の問題も多かったです。AAAではないですが『Goodbye Voclano High』でノンバイナリーのキャラクターが弟から呼ばれる「Sibling」という性別を指さない言葉が「お姉ちゃん」と訳されているのは最悪でした(これはWezzyの連載でも触れました)。まきちゃんさんが書いている通り、日本でクィアなゲーマーをやっていくのは「ハードモード」です。
任天堂にもまきちゃんさんは触れられていましたが、日本の大企業のクィアへの軽視は翻訳にも表れていると思います(逆に日本語から他言語への翻訳でまともなクィア表象が生まれることもあるっぽいです)。これは日本のゲームコミュニティが今後クィアにどう向き合うかという問題を示してもいて、その意味でも4Gamerにこういう記事が出て良かったです。
韓国のアニメMVシリーズ「Alien Stage」を知りました。機嫌悪かったけど全部直った。ありがとうございます。ぼくの好きなもの全部入りや。https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=DIaeHN3sNtk
クィアゲームとしてだけでなく、クィア表象、トランスジェンダー表象として本当に大事な作品の一つだと思います。とても辛いゲームですが、同時にこれはクィアやトランスの人々の間で交わされてきた会話の中にあった、中にしかなかった内容を語るもので、それはまた、本文で書いた通りゲームという形でしか語り得ないものでもあるのだと思います。この作品についてはもっと語りたいんですが、辛いゲームであることを前提に、プレイできる方にはゲームに興味なくてもプレイして欲しい作品。また翻訳についても触れましたが、記事に一緒に寄稿しているラブムーさんを始め、日本語でのクィアなインディゲームへのアクセスは、様々な有志の方の貢献によってなされているのだと思いますし、それ自体が日本のクィアなゲームコミュニティの希望だと思っています。
一方、総評では特にAAAタイトルの翻訳について触れましたが、有志の翻訳がクィアなゲームコミュニティの希望でありながらも、2023年のAAAタイトルの翻訳は日本の大きなゲームコミュニティがクィアを軽視している姿勢を感じざるを得ないものでした。(続く
ちょっと補足を。
2023年の『Magic: The Gathering』は運営型の対人ゲームにおけるクィア表象の好例として、日本語圏ではあまりクィアな面に触れられないのもありここで取り上げさせていただきました。指輪物語コラボセットの「中つ国の伝承」でも人種表象のあり方が、ファンタジーを新しく定義するものとして好きでした(今回の新ファイレクシア篇のラストの展開は本当に雑で、クィア表象以外では文句しかないですが…敵の幹部四人のうち二人が内部処刑で消えるのは流石にどうなの)。『Thisty Suitor』はMCUや"エブエブ"に見られるアメリカの移民二世たちの物語のゲームにおける表現としてとても重要な一作でした。なんといっても主人公のバイセクシュアルな人生の表象が全面に出ているのが良かったです。また同作のライターのNadia Shammasさんは、アメリカンの方で、パレスチナでのイスラエル政府による虐殺に反対するゲーム業界の動きを作っている方でもあります。
『彼は私の中の少女を犯し尽くした』はどこかで紹介しなければ、と思っていたのですが、ここでこういう形で紹介できて本当に良かったです。(続く
こちらで23023年の個人的クィアゲーム大賞として『Magic:The Gathering』『Thirsty Suitors』、そして『彼は私の中の少女を犯し尽くした』の3作の短評と総評を書きました。編集の町田さんのよる序文もクィアゲームの熱い誘いで、一緒に寄稿しているラブムーさんとまきちゃんさんによる選も熱いです!4Gamerというゲームメディアの古参の媒体に乗るのもとても大事なことと感じます。
https://www.4gamer.net/games/761/G076106/20231218039/
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