利益相反
これ日本語世界に存在しない概念
>2022年6月17日に国の責任を否定する判決を言い渡した最高裁の菅野博之裁判長(当時)が、その直後の同年8月3日、「長島・大野・常松法律事務所」の顧問に就任しました。同法律事務所は、東電の元会長らを相手取った株主代表訴訟で、補助参加人である東電の代理人を務めているのです。
巨大法律事務所と最高裁、国と東電の癒着構造 『東京電力の変節』後藤秀典氏に聞く | 話題の本 著者に聞く | 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/718397
映画『オッペンハイマー』を観た。透明なビニールでぐるぐる巻きにされた白人のアメリカン・ファンタジーに、私が幾重にも疎外される。
私の祖母は、広島で偶然被爆を免れた人だ。スクリーンを眺めながら、ロス・アラモスからこうして運ばれていく原爆一個で私も存在しなかったかもしれないという、根源的な震えが波のように何度も訴えてくる。
けれど、それなら小学生の時に読んだ『はだしのゲン』の方がよほど直接的に、ありのままに恐ろしかった。
この映画がなんとも言い難い不快感とおぞましさを残すのは、オッペンハイマーの後悔の念も、いやそもそも原爆ですら、ハリウッドのアメリカン・ファンタジーに包(くる)まれ、アメリカ人がエンタメとして観てヒットするように作られ、全てが白人の観るエンタメとしてちょうど良い範囲内にうまくおさめられ、彼らの世界観を嫌と言うほど見せつけられ、ふと気づくと彼らから見て透明でしかない、何重にも無視されたアジア人女性の祖母や私がいるからだ。
私の方から視れば、ニーチェの「次の2世紀」の真っ只中にいるのはあなた方の方なのだけれどね。
思い出した!自分も三菱UFJでネチネチやられたことがある。車上狙いにやられてカードも現金もなく、口座から何とかできないかと相談に行った社会人一年目の自分(いや、何ともならないのだが)。その時の相手(男性中年役職低)から言われたのが「借りたらいいでしょ。友達いないの?」←ニヤニヤ笑い付き
それに腹が立って後日解約に行った時に同じオッさんから。
「あ、解約?そりゃ金が欲しければやらんこともないけど」
それは私の金だが。
「まあいいんじゃない?どうせたいした金額でもないし、でも置いといたら使っちゃうよねえ。若い女って物欲我慢できないよね?」
それからは営業先の病院の院長の奥様と"UFJは絶対に使わない同盟"を結んだりしてそこからお客様にもUFJ大嫌い層がたくさんいることを知った。みんな嫌な目に遭ってるのよ。
その後たまたまUFJのお偉いさんと現場が同じになり「うちの銀行も使ってよ」と言われたので、その時の経緯をきちんとお話ししておいた。「二度とUFJは使いません」と言って。
あれから一切UFJは使ってない。一生使わない。決めてる。あの銀行にはもう二度と関わらない。
『サイボーグ009トリビュート』発売
石ノ森章太郎氏の傑作シリーズに寄せた短編集がついに店頭に並び始めましたね。一足先に見本誌を読ませていただいたので、ネタバレにならない範囲で紹介いたします。 巻頭を飾るのはテレビアニメの脚本をノベライズした辻真先さんの「平和の戦士は死なず」。ヒーローがヒーローらしく活躍する懐かしい009の世界ながら、現代の小説にアップグレードされている正統派の作品です。 2編目は斜線堂有紀さんの「アプローズ・アプローズ」。キャラクター愛に溢れた好編。「どこ落ち」とその後の復活をつなぐ素晴らしいフィラーです。 3編目は高野史緒さんの「孤独な耳」。ソビエト連邦へ赴くゼロゼロナンバーちの活躍を描く一作。作劇と状況設定が物語に絡んでくる手際の良さに唸らされます。ソビエト連邦には、もう訪れることができないんですよね。そんなことも感じる作品でした。…
https://taiyolab.com/ja/2024/07/05/cyborg-009-tribute-publishing/ [参照]
中年男性。既婚。神田で本関係の仕事をしていますが、基本酔っ払いです。