そこにどうしても食いこんでくる奴がいる。「天皇」である。いや人間だろがい。
「やんごとなきお方」として長く政治に欠かせない役職(身分)ではあったが、実権のほどは時代でも異なるだろう。お飾りだけど「勅令」は出して追討許可の体裁や将軍に任じるとかはしろよな、という具合に。
そうした幕府と朝廷があり、寺がバチバチに権力と武力を握りまくっていたこともある。
おそらく、そういう平安時代や鎌倉時代の頃にも、「~詣」以外にも市井の民には土着信仰があったのではないか。
天皇制を解体しないことには、日本という国は帝国主義と植民地主義を反省したことにすらならない。ので、私はとにかく天皇制は解体一択。
皇居と靖国は日本による戦争犯罪資料館を作るなりして潰したい。けど自然環境としては皇居跡地をコンクリートだらけにするのはちょっと嫌だな……というジレンマはある。
神社によって近代の天皇賛美愛国丸出しと感じたところもあれば、記紀の話のみのところもあるように思う。
愛国義務としての「国家神道」や政治権力と密接な「神社本庁」をよしとせず、信仰をもつものもおいでる。
私は天皇制を解体できていない日本生まれ育ち在住日本国籍のヤマトルーツで、「神道」を信仰するものとも、そこは一致するものはいるんでないかと思っている。
日本国内で認知度としてマジョリティの宗教ではあるが、神道式の葬儀に参列したことってないなぁ。
天皇制も、なにかというとでかい顔して検索結果に出てくる神社本庁も国策「神道風」施設の靖国とか解体あるべしと思っているけど、すべての神社をなくせとは思わないし、世界宗教だから寺は無謬であるとも思っていない。