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かなしい

ぼっち・ざ・ろっく!がある土曜日がなくなっちゃった……

アキバ冥途戦争は、推し文化とその暴力性を、推しとファンの関係性ではなく、産業内部の問題として描いたアニメだと思う。面白かった。

インパクションのバックナンバーが全部電子化されたりしないかな……

この人間が生きているということで、誰が喜ぶか。誰も喜びゃしない。このように消えてなくなってしまう食糧のために──この女だって、そう大して生きていたくもなさそうだ。(小島信夫『汽車の中』)

"1946年に連合国軍の司令に基づいて日本への外国人民間人の移動が禁止されたものの、日本国内にはその時点でまだ、外国人の入出国や登録・居住に関する法律は存在していなかった。1947年5月2日に公布された外国登録法令が、入出国と登録・居住に関する日本の国内法である。「令」とついていることからわかるように、外国人登録令は天皇裕仁によって発出された勅令であり、日本との平和条約の発効と占領の解除に伴って廃止され、外国人登録法となった。"
(入管問題とは何か p.66)

栗田さんのことは活動家として尊敬しているので、なおさら今回の件で選択を誤ってほしくない。後藤氏の指摘に対し、あの返答では不十分に感じる。

ビョークのsorrowful soilは新しいアルバムの中で1番好きな曲だったから、MV出してくれて嬉しい。生で聴いたら本当に圧倒的だろうなぁ。

youtu.be/zMjlqSH3czw

100 gecsの最近リリースされたシングルに入ってるSkrillexのコラボ曲。聴いているとゴキゲンな気持ちになれる。

youtube.com/watch?v=vaBFLNWnQ0

町田奈緒士さんの『トランスジェンダーを生きる:語り合いから描く体験の「質感」』を読む。いままで、社会はトランスジェンダーという存在を過剰に他者化してきてはいないか、トランスジェンダーだって他者と関わって生きているのだから、過剰な他者化は当事者の「安心して生活できる」環境を奪ってしまう。こうした現状の中、シスジェンダーがトランスジェンダーの体験を“追体験“するにはどうすればいいのかを研究している。当事者が他者から間主観的に自分を把握される経験に重点を置かれており、当事者の生活の中で感じていることにちょっとでも触れることができたのかなと思える読書だった。

最近は高橋哲哉氏の『歴史/修正主義』や武井彩佳氏の『歴史修正主義』といった歴史修正主義についての本を読んでいる。国際社会の中でホロコースト否定論を主張することは自滅行為に等しい。それなのにナショナリストは“国のため“にそれを主張する。この倒錯は一体何なのだろうか……。

東京都人権プラザの常設展示は差別や人権の問題を市民の問題に還元しようという意志を感じられるものだった。遺骨問題や米軍基地、入管、天皇制とかは触れられていない。図書資料室はそんなことなく、天皇制批判が含まれる本もあった。地味なところで職員は抗っていると思う。

主権が法の規則を停止するのではなく、法の規則の停止の中でその効果として主権を生み出す。だから、指導者は法の規則の停止に値するような非常事態を演出しようとする。安倍政権を例に取ってみる。他国への敵対感情を煽り、今が非常事態(集団的自衛権、Jアラート、演説で多用される敵対感情を煽るレトリックなど)だと演出をする。その効果を利用して、主権としての地位を固めようとする。

すずめの戸締り、最後まで生者と死者がおなじ世界で交わることなく終わったのはわたしとしては好感が持てるんだけどな。下手に死者を登場させてしまう方が不遜だと思う。

買いました。「非暴力の力」の邦訳が出たタイミングもあってか、ページを捲っているとバトラーの名前を出してる論考がチラホラ。

マストドンのalt表示されないからずっと文章の中に画像の説明を入れていたのだけど、アプリで表示されてないだけでWebブラウザとかだとちゃんと表示されるみたいだ。

バトラーが「無期限の拘留」の註釈で紹介していたHuman Right Watchの論文。グアンタナモ湾収容キャンプにおいて人間的な扱いという範疇がどう定義され、囚人に適用されたかを考察するもの。まだ読んでないがメモと共有を兼ねて。

hrw.org/legacy/backgrounder/us

趣味でリコリスリコイル論を書こうと思っていて、そこでバトラーを参照したいと思っているんだけど、主権と統治性の議論が難しくて困ってる。サラ・サリーのバトラーの本はそこまでカバーしてないんだよな。藤高和輝さんのバトラー本はそのへんまとまってるのかな。

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