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何していいかわかない、長期間の服役からシャバに出たとき、自由意志による選択という発想がなくなっているやつみたいな。

私は猫でも人間でも好ましいものは「うまそう」と表現するし、気分は『カンビュセスの籤』や『ミノタウロスの皿』かもしれない。

黒色火薬の成分比率が検閲された過去があるのだから、雷汞やニトロセルロースの製法なんか雑に知っているだけでも火炙りになる未来も訪れかねない。漫画『食糧人類Re:』みたいに火薬という概念自体が滅ぼされるようになるとも知れぬ。

人口規模は、あらゆる面において力そのもののはずだが、しかし指導部は時として人口調整を図る。そういうものなのかもしれない。

我々の業界でいう陸船頭ですね。

経営は後任に任せるといいつつ、責任は負わず、日々の陣頭指揮も執るわけでもなく、単に思いつきを思いついた順番に指令し、現場も管理も市場も法令もなにも実務を知らず口だけ出す。田舎の中小企業の創業一族のじじいの専売特許ではなかったことはわかった。

突然DMが来た近所(まあ北海道基準なので100km以上離れているが)に住んでる人間と会ってみると、会って4回目ぐらいで結婚することになったりもしたし、そのほか様々な人間が向こうから声をかけて来たりもしたし、私のような他者との関係を築く能力に著しい難のある人間にはSNSは割とよい方向に人生に影響する。 ないと結構しんどかったかも。

夜ふとんに来て、朝までふとんにいる。

スメルズライクサムシングストレンジ。

同じ日本語ネイティブ同士でも、言語能力自体が低い人物にとっては相手の言葉をあまり聞き取れないという話、非常によくわかる。

語彙が極端に少なく、繊細な表現の機微もわからず(ありていにいえば文法力に欠ける)、あたかも英語のわからない人がたまに聞き取れる単語があったり、類似するがまったく異なる単語があったりするのに似ている。理解できない音は脳の一次キャッシュにそう保存できないので長い会話(カナにして10文字以上。接続詞なんかもっての他)はそもそも拒絶反応が起きる。

理解できない話をする人間は、自分をバカにしているか、騙そうとしているか、あるいはその両方。だから、教師、役人、医者、銀行員、その他背広を着ているやつ、大学を出ているやつはすべて敵にしか見えない。

そういう人間が「敵」の中で暮らす孤独と苦痛は想像に難くないし、私はそういう人間層の中で唯一の大学教育を受けた人間として存在したこともあるので、孤独はよくわかる。

ただ、読み書きやそれなりの話をできる側の人間としては、唯一、医者や役人や銀行員と話を出来る人間としてうまくハマると、通訳や専門家として唯一無二の存在にはなれる。油断するといつルサンチマンや誤解に基づく被害妄想で殺されるかわからないリスクはあるが。逆は、まあしんどいだろう。

配偶者が葉酸サプリを飲み始めていた。葉酸。大学院時代に留学生の葉さんが、「葉っぱの葉(よう)さん」と呼ばれていたのを思い出す。

学部を卒業してから半年ぐらいでもう余生ぐらいのつもりでいたし、ロシア語を本格的にやる、あまつさえ大学院に行く、外国で働く、帰国してまた大学院に行く、などしてきたがそれはそれで余生の楽しみぐらいのつもりだったが、うっかり結婚して、なんか子供が出来そうな気がしている(まだ気がしている段階だが)となると、にわかにまだ余生ではないという気になってくるからおそろしいものだ。あまり後先考えずに暮らしてきたツケがくるのもまた、おそろしい。

でも、修士ももっと積み増したい。博士はタフすぎてさすがにきびしいが。

通信制大学、学部でも修了はなかなかタフだが、緩いところはかなり緩く(私もそれで学士を積み増した)、レベルの差が激しいイメージ。修士の通信課程は、修論を書くのが大変そうではある。

当地は人口減少が止まらないが、隣町は増えている、当地は貧しいが隣町は裕福だ、当地は衰退しているが隣町には未来がある、などと語られてきた隣町からも、百貨店が消えて、GMSが撤退し、なんだかんだでシュリンクしている。しかし東京でさえそれほど遠くない将来に人口減に転じ、また人口構成も歪になっていくらしいので、どこにいても早いか遅いか、か。漫画版『風の谷のナウシカ』の滅びが不可避だとわかっていつつも生きねばと決意をするシーンを彷彿させる。

薄志弱行、軽佻浮薄。『魁!男塾』で覚えた実用性の高い四文字熟語だ。

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