作曲家のヒンデミットがユダヤ人的というレッテルを貼られて攻撃された時、フルトヴェングラーはドイツの主要新聞一面に無理矢理頼み込んでゴリゴリにナチス全面対決の主張をぶちまけてヒンデミットを擁護。ドイツ中がスズメ蜂の巣をびっくり返したみたいになり、ゲッペルスがレトリックで応酬、怒り頂点のフルトヴェングラーは全部の公職を一旦降りた。
クソで邪悪な差別言辞には沈黙は悪。

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@knappertsbuch でもその後 Furtwängler は結局 NS regime の圧力に屈してしまったので,そちらの方が見るのが辛い気がします.
ちなみに,Hindemith 自身はユダヤ系でなく,Göbbels が攻撃したのは,彼が若かったころの前衛的なスタイル (1930年代にはむしろ保守的な作曲家になっていた) や,作品の (タイトルなどに込められた) 政治メッセージ性で,彼が結局ドイツを去ったのは,多分ユダヤ系だった奥さんのため.
Furtwängler が Hindemith をかばったのは,差別に対する反対ではなく,“音楽” そのものの擁護だったので,その後 NS に丸め込まれてしまったように見えるのは,彼が自身の音楽活動の保証を一番の優先にしたからでしょう.

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