よくニュースでも出てくる南海トラフという言葉。巨大地震が来ると予想される場所のことだけれど、トラフは日本語でも実は「舟状海盆(しゅうじょうかいぼん)」という熟語がある。
トラフのほうが言いやすくて簡単だから英語からカタカナにしたのだろう。
ただし、表意文字を使った舟状海盆のほうが、見た時に意味がはるかにわかりやすい。
わたしが教えている英語人の日本語生徒たちが「漢字よりカタカナ語のほうが難しい」と言うのは当然だ。カタカナ語は英語から来ているのに英語とは全くちがう発音だから。
ちなみにトラフはTroughね。