急に大学の先生のことを思い出した。反面教師になって貰ったから、彼との出会いは役に立ったけれどね。きちんと授業しないで、「世を憂う知識人ぶって」クダを巻いてたN教授。社会問題に興味のある若い男子学生らが、その内容なき語りに心酔しちゃったりして、そういう若者の前で、「知り尽くしてしまった辛さ」みたいなのを演出してた。男尊女卑のN教授は、子分の男子学生経由で私にイチャモンつけてきた。「英語が出来るから成績が良いだけで、チヤホヤされいい気になるな」みたいな事だった。どうして英語が出来ると成績が良くなるのか意味不明だし、キャンパスでN教授を見かけた際に、呼び止めて、「先生が、私が英語が出来るからといい気になっているとおしゃってらっしゃると小耳にはさんだのですが、私はスペインとのハーフで英語とは関係なく、成績が良いのは自分で勉強してるからです。」って本人に言ったら、「アウアウ」とか言うだけで、それ以降、私を見るとコソコソ逃げていくようになった。肝っ玉の小ちゃい男であった。教訓1:学生に先入観を持ってはいけない。教訓2: 自分の幼稚さに学生を巻き込んではいけない。教訓3: プロフェッショナルであれ。

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これは人間の集団でも他の類人猿の集団でも同じだと思うんですが,多分ボスザルが子分を増やすためのいちばん効率的な方法の一つは,子分になりそうなサルの前でいじめをしてみせることなんではないでしょうか.

chauvinist な男性教授というステレオタイプは昔は日本だけでなくて,いたるところで大手を振るっていたと思いますが,今はどうなんでしょうね.かげに隠れてしまっただけなのか,それとも別のもので置き換わったのか?

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