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朝日新聞社会部編.言論の不自由 : 朝日新聞「みる・きく・はなす」はいまー十年の記録,径書房,1998.2.を借りてきた。「みる・きく・はなす」はいま第17部「教えてください」に登場した私服登校を続けたひとたちについていろいろ記憶がごちゃごちゃになってた。

奈良県などちょっと掘ったら文化財が出てくるような地域なんだから、文化財保護にかなりの予算がかかるのは当然。なんでも切り捨てればいいってものではない。
「価値ないものも受け入れ」奈良の博物館、一時休止 展示方針を検討:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASS7B45CPS7

ドナルド・トランプ氏が狙撃された事件、なんか「そういうこともまあまああるよね」くらいの感じで流してしまいそうなわたしが嫌になる。気がつけば、そういう事件を日常のこととして受け止めていた。

もともとの住民がこどもを産み育てたくないような社会に喜んで移住してきてくれる移民がいるなんて考えるとしたらおめでたい話。外国「人材」なんて言い草には「人間は材料じゃないぞ」と言いたくなる。

当たり前だけど、移民の方々も病気もすれば恋もする。ご飯も食べるし睡眠も必要だ。移民も一生活者なのである。これからの日本は一定程度の移民がやってくるのは自然な流れだが、政策的に少子化の穴を埋めるため移民誘致することには反対だ。移民は人間だ。労働力不足を埋めるための道具ではない。

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市場化する東京の都市空間 - ふらふら、ふらふら syou-hirahira.hatenablog.com/e

だいぶ俯瞰したなおかつ抽象的な言い方になるが、街中が全部イオンモールになったら息苦しい。だからわたしは松本に行く度にあがたの森公園と薄川緑地を歩いてくる。 / “「街中に勝手にシールを貼りつけてはいけない」という規範が、シール剥がしを正当化する理由になってしまっている時点でヤバい” togetter.com/li/2400325

伊奈学園中学校の教科書採択への熱の入れようと、特別支援学校中等部の教科書採択の現場任せと、埼玉県教育委員会のこの対照的な態度にはもやつくものがある。

小池百合子東京都知事は、小池百合子氏を支持するひとたちのためだけの都知事ではない。東京都民すべてに奉仕する職務を担う都知事である。当選できたゆえに傲慢になることなく、広く都民の声を聴き、率直に対話することを求めたい。

多数を取れば何をやってもいい、少数者をののしり圧殺してもいい、それは民主主義ではない。意見を異にする者の声にも耳を傾け、誠実に対話し、程よき結論を見出す。それこそが健全な民主主義だ。

政論をたたかわせ、その末に程よきを見出すのではなく、相手をののしり分断を生み出し、果ては圧殺することにのみ熱心な傾向が近年は見られる。とても恐ろしい風潮だ。意見を異にする者の声にも耳を傾け、率直に対話する。その重要性こそが、今回の都知事選での最大の教訓ではないだろうか。 / “蓮舫支持者「反知性の愚民化は下品だけどいい作戦。今回蓮舫さんのおかげで愚民ではない市民と街で会えた。愚民をつい馬鹿にしちゃう我々の…” togetter.com/li/2398082

JR北海道の昨年の線区別ご利用状況が公表されていた。全体での利用は伸びているが、それでも600億円弱の赤字。うーん、人口減少傾向の中でJR北海道単独の努力にも限界があるなあ。北海道内にちょうどいい規模の都市を育成して、東京圏などからの移住先になれば、人々の生活の質も上がり、JR北海道の経営も楽になるが。

こういう細かなところで争うとは、一事が万事と見てしまう
石丸伸二氏「市長選ポスター代未払い」敗訴確定 最高裁が上告退ける:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASS7831CTS7

粗暴な言動をする男性をうまくなだめた女性が称賛されていた。この場面では、女性の感情労働に依存しているのは違和感を覚える。粗暴な行動をする男性×なだめる女性の性別役割分業がちらつくからだ。「女性になだめてもらう」ことばかりを期待するのではなく、他の解決策、たとえば警察による対応によって解決する、あるいは非暴力的コミュニケーションを身につけるための講座の受講を義務付けるなどの方法も同時に受容していかなければならない。講座の受講の義務付けはその場での解決策にはならないが。

今日、たまたま乗り合わせた電車内で、高校生が制服を自分なりにチューニングしてた。割と生徒指導の厳しい学校の制服を着てた。生徒指導にしたたかに面従腹背しながら自分なりのおしゃれを追求する姿に好感を持った。

埼玉県民としては、47都道府県の一つでしかない東京都知事選挙だけが国政選挙並みに注目されるのが面白くないんだけど。同じだけの熱量で広島県の安芸高田市長選を報じたりしないでしょ。東京都以外の自治体の政治が軽視される傾向を促進するようで、そっちのほうが面白くない。

それにしても今回の都知事選はひどかった。供託金積めば立候補し放題なのがガバガバに利用されてしまった。
今後は有権者数の1000分の1の推薦人署名を集めた者だけが立候補できるようにするなど、ある程度の推薦人を求めたほうがいい。推薦署名を集める段階でも論争が繰り広げられるだろう。

石丸伸二氏が本当に若者に人気だったと言えるかは後藤和智氏が異議を唱えていて、その異議はもっともなものに思える。
今回の都知事選で感じたのは、石丸伸二氏と小池百合子氏は首長としての「実績」がある。その「実績」を、公共図書館で新聞記事データベースを引いて調べてみようとする有権者が決して多くはなかっただろうことである。日本でも公共図書館が充実している東京都内でのこの結果。日本の公共図書館がまだまだ利用者に当てにされていないことを実感した。

と、言っている間に「有害な男らしさ」の典型例が飛び込んできた

「子どもの少ない人は反省を」 笹川尭元衆院議員が自民会合で発言:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASS772JH1S7 自民

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