清光受けならなんでも美味しくいただいてしまう人間なので(それぞれに趣深いのよ…)、それぞれの男士を操作して清ちゃん♀を攻略する学園ゲームがほしい…気さくな英語教師則宗、相棒的存在の幼馴染安定、孤高のクラスメイト大倶利伽羅、何かと絡んでくる鶴丸先輩、保健室登校の謎の美青年三日月…。
さあ今日は、誰で攻略する?
ダンジョン飯読了しました!
ライオスの呪いがファリンってことはないだろう…ってパーティメンバー全員一致だったのにはさすがライオス…って感じでしたが、私は不安だったよ!!!だって!!!信じきれなかったから!!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(本当にごめんなさい九井さん)
可哀相に、あんなに大好きなのに、魔物から嫌われ近付けない身体になってしまったんですねぇ…。
まあお陰で魔物王国は成立しなくなりましたし、結果世界平和では!?なんて、うちの母などは言っておりましたが。
迷宮の力は消え、復活もない。
これはあの世界の、歴史の一部に過ぎないんですよね。
そう考えると、なかなか感慨深かったです。
あとケン助生きててよかった(*´艸`*)
ダンジョン飯読了しました!
マルシルはこの物語の第二主人公だったんだなぁと。そう言ったら、家族からは「だってお前、主人公(ライオス)は掘り下げてもサイコパスしか出てこないから…」って言われましたけれど。
彼女の最大の望みは叶わなかったけれど、でも彼女自身、叶わないことはとっくの昔に思い知っていただろうと思います。そしてその荒唐無稽さが、迷宮の力への抵抗力にもなった…というのは、さすがに買いかぶりすぎかな。
本当に、よくできているんですよねぇ。アニメで振り返りながらでしたけれど、随所に伏線が散りばめられている。翼獅子によって…というよりは、彼ら自身の選択がこの結末を招いた。まあ結果大団円で、なんとまあ!ここからでもなれるハッピーエンドがあるんですか…!??って感じでしたけれど。
ずっと不穏だったから、ファリンはもう助からないんじゃって、それが怖くて読めなかったのですけれど…本当に、本当によかったよ〜!!(←今マルシルの顔してます)
まあでもゆっくりゆっくり、助からなくてもしょうがない、助からなくても得たものがたくさんある、この冒険は無駄じゃなかったって、たくさん心の準備をさせてくれた感じがありますね。九井さんのことそこまで信じきれなかった…すみません!ありがとうございます。
ダンジョン飯を読了しました!
イヅツミというキャラクターが、私にはどうも突然出てきた感が否めなくて、うまいことハマらないな…と思っていたんですが、こういう結末に持って行くにあたり大切なキャラクターではあるなと。他のキャラはみんな、当たり前に食の大切さ、好き嫌いせず食べることの大事さを知っている。良くも悪くも素直なイヅツミが、冒険を通して少し成長できた…というのは、読者にとってもわかりやすい指標になっているなと。
あとね、私サキュバスの回で泣いちゃいました…イヅツミが最後、オス猫の死骸を前に「これがお前の好みか?」と語りかけるシーン。「悪くないじゃないか」ってふっと笑う、あの瞬間になんだかもう、抱きしめたくなってしまって。あのときようやくイヅツミは、自分の境遇を受容できたのだと思うのです。だからこそ最終戦、「私の呪いはどうやら解けないようだから」って言葉がすんなり出る。あんなに「はやく私の呪いを解けー!」って暴れてたイヅツミが。少し悲しく、でもひとつの救いですよね。
というかヤアド人形と旅に出るつもりだったんかお前…という。戦いの中でぽんとそんな発想に至れるところも彼女らしいですね。
クロスフォリオにも投稿しました。
清光の肖像画の話。
※モブしか出ない
https://xfolio.jp/portfolio/vp_dcr/works/830177
感想セーフ…!?よかった…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
でも感情が昂りすぎて、感想が感想の体を成していないものもあるかもしれない…気をつけます………
RT後のツイート表示機能ってあるんですか!?
そして私もまた、彼女の魅力に取り憑かれてしまった。
絵の中の乙女に、懸想してしまったのである。
それからは毎日、両親の目を盗んで彼女の姿を眺めた。薄い唇を引き結んだその静かな表情は、私の心情に優しく寄り添ってくれるように思われた。
家のことを顧みず、遊び歩くだけの父。
父の爛れた女性問題に金切り声を上げてばかりの母。
血の繋がった彼らよりも、絵の中の彼女のほうがずっと、私の心に近かった。
この女性は今、どうしているのだろうか。少なくとも私が生まれてからは、一度もこの屋敷に来ていないはず。こんな美人、ひと目見れば頭から消えないはずだ。となれば、父に愛想を尽かして去ってしまったのだろうか。それでいい、とは思うけれど、一方で至極残念にも思えた。
どうか生きていてほしい。父の手も母の声も届かない場所で。この絵を見る度、私はそう祈らずにいられないのだ。
曰く、卑しい下等民族の出でありながら、その若い肉体でもって父に取り入り、妾の座を得た魔性の女だと。
それはおよそ幼い息子に語る内容ではなかったが、私は幼いなりに理解した…彼女のことは二度と口にしてはならないと。
あの儚げな女性に、魔性という言葉ほど似合わぬものもないと思ったりもした。
好色な父のこと、きっと彼女の心すら顧みずに無理やり手中に収めたのであろう。
この頃には私は、すでに父への信頼というものが皆無であったから、まあ母の言葉もそれほど衝撃ではなかったのである。
それにしても。いつも違う女性を連れている父だが、彼女たちの絵を描かせたりはしなかった。それがあの黒髪の乙女だけは、肖像画を作成し美しい額縁に嵌め、自室にこっそりと隠し持っていたわけである。なるほど確かに、別格なのだろう。
とある肖像.
✒加州清光
それは父の書斎にあった。
ベロアのカーテンに隠されて、ひっそりとそこに。
微笑んでいるようにも、泣いているようにも見えるその憂いを帯びた表情に、幼い私は心奪われた。
「あの女は魔女よ」
興奮で息を切らしながらその素晴らしい絵について語って聞かせると、そう母は吐き捨てた。
「僕はお前さんが好きだ」
えっ、という驚きの声まで重なる。
ふたりはお互いを、豆鉄砲をくらった鳩のような顔で見つめた。
「あの、俺が言う好きっていうのは友達とかじゃないほうの好きで」
うろたえる清光を見て則宗は頬をゆるませた。
繊細な顔とは不釣り合いにも思える節ばった手が伸びてくる。頬に触れる直前に、則宗は首を傾げた
「……触れてもいいかい」
ひと呼吸するだけの時間、則宗は持ってくれた。指先がそっと頬をなぞったのは、清光が頷いて顔を上げてからだった。
「僕の好きは、このまま抱きしめたいって意味の好きだ」
まだ早い、なんて思っていた自分を清光はあっさり蹴飛ばした。
だって好きな人が自分を同じように好きだと言ってくれているのだ。迷う理由がどこにあると言うのだろう。
清光はそのまま則宗に抱きつき、「俺も」と答えた。