毎日新聞の災害対応の検証記事、読み応えがあります。
基本的に都道府県が「他人事」というのはなるほどな、と思いました。
「被災地はどこも似たような状況で、県は職員を数人ずつ派遣した。だが、大規模な災害時の支援マニュアルがあるわけではなく、ある被災市町の職員は応援に来た県職員を辛辣(しんらつ)に見ていた。
「座っているだけで何もせず、県民を守る意識に欠けた」」
「県に当事者意識ない」 避難所支援、都道府県に温度差
https://mainichi.jp/articles/20250102/k00/00m/040/206000c
地方創生をするにあたって、都道府県制を廃止できないのであれば、都道府県の権限を縮小して自治体に渡す必要があるのではないか、と思います。
当事者性を欠いて、組織防衛と組織の権益維持を最優先する組織に、大きな権限を与えていれば、地方自治が機能しなくなるのは当然だと思います。