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昨日、ちょうどジュディス・ハーマンの『真実と修復』が手元に届いたところでした。

msz.co.jp/book/detail/09690/

言葉を獲得する作業は、喪のプロセスであると同時に、新しく生まれ変わるためのプロセスでもあり、それそのものに人ひとりの人生を十分にかけるに値する価値あるものだと私は信じています。

原発事故が起きた時から、私の心のなかに常にあるのは、「自分自身の言葉を語れ」です。
それは、たんに借り物の言葉ではなく、という意味ではなく、自分自身の言葉を獲得するプロセスを含めてのことです。

@ryoko_ando 昨夜から『真実と修復』読み始めました。
この数年、勉強会でアリストテレスの『霊魂論』講義を受けているのですが、PTSD治療のキーワードになるのではないかと思いつき、『心的外傷と回復』を再読しようと思っていたところでした。

被害者と加害者の二項対立ではなく「傍観者」の加害性を鋭く描いた点、また「修復的司法」の視点など、『真実と修復』の提議する問題は極めて現代的だと考えています。

霊魂論ではロゴスの多層性について先生と議論を重ねていますが、それは安東さんのいわれる「自分自身の言葉を語れ」と重なると思います。

@heping 『真実と修復』、私はまだ最初の数ページを読んだだけですが、やっぱり買ってよかった!とワクワクしているところです。

「傍観者」の加害性は気づかれにくいのですが、自分自身としても、もっとも深い傷になるのは、まわりの傍観的姿勢だったと思います。「修復的司法」も含めて、極めて現代的というのは、まったく同感です。これからさらに必要とされてくる内容である気がします。

ロゴスの多層性、おもしろそうですね。心に留めておきます。

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