という訳で昨日はブロビ名古屋レニリミでした!
昨年と一昨年のツアーの一部演出がかなりつらかったので相当期待しないで行ったけど、そんなのいらなかったなと思うくらい楽しかった。
セトリが新鮮だった。いつもオーラスで定番のハレヴタイやブロウビートをやらなかった。これは結構好きなやつ…!かといってマイナー曲を多くやった訳でもないのだが、初期のアルバムからは明るい曲を中心にメジャーデビュー以降の曲が多いセトリで、ついこの間まで観劇モードだった私にはちょうどよかった。
Ryujiソロが多く、HAKUEIさん登場はライブの中盤から。なので必然的にRyujiが歌う量が多くなり、よくやってるなあと感心する。本人も明らかにキツそうで、それでもMCでキツければキツいほどいいと言っていた。これがこの人の“かっこいい”のやり方なんだよなあ。
途中でHAKUEIさんのイヤモニが壊れるトラブルがあり、だいぶ長めのMCを挟んで再開したけど音がずれてたし楽器隊もやりづらそうにしてた瞬間が多々あった。なのでバンド側からすると本領発揮できた回じゃなかったかもしれないが、私は音楽で勝手に身体が動く感じが楽しかったなあ。やっぱりこれが生き返った感じがする。
いままでのライブで好きだったアレンジがほぼ変わっていた。特にギター。曲が始まって、この曲といえばあのアレンジだ!と思って待ってたら聞けなかったみたいなことがほぼ全曲で発生した。残念な気持ちより、技術を追求していれば変化していくのは当然なので、バンドマンの職人気質なところを感じてうれしい気持ちの方が大きい。とはいえ離人の想いが口下りてこねえ…のところの乾いたギターのカラカラはまたいつか聴きたいな!笑
あと、今年もロケダイやってくれたのびっくりした!うれしい。5月ですもんね。アンコールで灯籠流しをアコースティックでやった後、MC挟んでロケダイという流れだったので、対象は違えどそれぞれのカタチをした追悼の時間のように感じた。雑誌のインタビューでRyujiが「今回のツアーは初心を思い出したい」といったことを話していたので、1stツアーでカバーしていたことも思うと、またこの曲がさらに先へ連れていってくれたらと思う。書きたいことが何も無いから生まれた新曲の『無』やヴィジュアル系のような歌詞が書けなくなってきたとも最近のインタビューで話していたので「何にもないってこと、それは何でもありってこと」と歌うこの曲が背中を押してくれたら。
今回もライブ前や後には友達と話せたのもすごく楽しかった!ありがたい。