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私は岸辺露伴のドラマほとんど観てなくて、たしかに富豪村は特に面白かったもんね…と謎の納得を感じている(いや、ドラマはその話以外でも共演してると知ってはいるけど)

固有名詞に言及せずに所感を述べたポストを見かけてたけど、話題の元がやっとわかった(岸辺露伴ドラマの共演者結婚)

寒い、空は晴れて陽光きらきら、台風の翌日みたいに風が強い、それぞれの要素が結びつかなくて何だか気持ち悪い。

昨日『定家明月記私抄 続篇』読み終えた。

湯本香樹実の『夜の木の下で』、二つめの短編まで読んだ。『焼却炉』はとても好きだった。選ばなかった道も話せなかったことも、別々の人生を歩む二人の間に確かにあったものとして存在している。

通勤、帰宅の電車で順調に定家明月記私抄続篇を読み進めており、もう少しで終わる。承久の乱後、勝ち組側に繋がっていたためとんとん拍子に地位も上がりお金の心配もなくなる定家と家族たち。真っ当な努力でどうにかなるものでもなくコネと運が全てで、でもコネを作るために定家としてもいろいろ考えて動いていたので、それが上手くいってまぁよかったねという気持ちにはなる。前半生が大変だっただけに。

ひりんず さんがブースト

雪に埋まって平らになり風を避けているライチョウの動画を見て心を落ち着けよう。
youtube.com/watch?si=pARkX-5_w

感情的なもつれが歌によって決定的になるのってすごくない?しかも誰の目にも明らかな批判とかならまだしも、明確な説明はできないもので。歌をとおして関わり続けた二人が醸成した何かがあるんだろう。定家が歌に何らかの意図を込めたのか、それとも後鳥羽上皇の読みすぎ(誤読)なのか、わからんけど。ハイコンテクストすぎる。

それにしても後鳥羽上皇と定家の感情的な別れ、本当に史実か?と思うくらいのタイミングですごい。承久の乱の直前、おそらくは鬱積していた定家の不満とそれをうすうす感じ取っていた後鳥羽上皇の間の不穏な空気があり、定家の詠んだ何気ない歌によって亀裂が生じた。その歌も何がそんなに後鳥羽上皇を怒らせたのか誰にも判然としない。後鳥羽上皇が勅命で持っていった定家の庭の柳を当て擦っただとか、菅原道真の歌を本歌取りしたからだとか、一応の説明はあるけれど。そして定家は歌人としての謹慎を命じられ歌会関係に出入りできなくなり、そのまま承久の乱に突入して、後鳥羽上皇とはそれっきり。

定家直筆の書が見つかったというニュースが報じられたとき、ちょうど『定家明月記私抄 続篇』で後鳥羽上皇を怒らせて勅勘により謹慎していた定家が歌論書を書いてるあたりを読んでたので個人的にタイムリーで興奮した。確認したら『顕註密勘』と書いてあって、まさにこれやん、となった。

ひりんず さんがブースト

『鬼の研究』の話。菅原道真は中学の頃太宰府天満宮に行ってレポートを書いたこともあったのだが、それきりでその後それほど興味もなかったので知らないことが多かった。最終的に一条天皇の時代に太政大臣正一位が贈られて道真の曾孫が勅使として筑紫まで行ってやっと一段落ついたの凄いな。

私こそ、興味を持っていただけてうれしいです!大根様読むの速そうなので、私より先に読み終わりそうですね(笑)

大根様こんにちは。まさにそれです!まず『定家明月記私抄』がありまして、その続篇です。ぜひぜひ読まれてください。

鎌倉殿の十三人、第1話は見ていて、あとは何話か見てないときもあったけど、義仲と巴の話や義経の最期とかはだいたい見てて、そしてやはり頼朝は最高だったと思う。頼朝のいた頃と亡き後では空間の雰囲気が変わる。そんな人物を作りえたのはドラマとして成功だと思う。

鎌倉殿の十三人、源頼家の描かれ方とてもよかった。実朝のところはまだ最期まで見れてない。

あまたの合戦の列挙を見ても、要は権力を武力で争ってるんでしょとしか思えなくて面白いドラマになりそうなどと発想できない。

定家明月記私抄 続篇を読み始めた。やはり続篇の方が定家の人生としても世間の動きとしても変化があって面白い。鎌倉の騒乱が列挙されてたのだが、これ全部鎌倉殿の十三人で見たやつ…となった。これをドラマにした三谷幸喜すごいな。

あ、新会社の話はさっきのポストした時は知らなかった(今知った)

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