昨日『定家明月記私抄 続篇』読み終えた。

定家直筆の書が見つかったというニュースが報じられたとき、ちょうど『定家明月記私抄 続篇』で後鳥羽上皇を怒らせて勅勘により謹慎していた定家が歌論書を書いてるあたりを読んでたので個人的にタイムリーで興奮した。確認したら『顕註密勘』と書いてあって、まさにこれやん、となった。

彰子が無事出産して、儀式や祝宴がつづく。宴が始まったら、歌を所望されるかもしれないと女房たちが口々にぶつぶつ準備し始めるの、大変だな。

道綱の娘(宰相の君)が中宮彰子の産む子の乳母となるのか…。紫式部がその美しさを称えている。宰相の君が衣被って寝てるところを式部が衣めくって「物語の女君みたいですね」「起こすなんてひどい」って軽口言いあってるの良き

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