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山深み春とも知らぬ松の戸に絶え絶えかかる雪の玉水(式子内親王)

この歌の良さを、竹西寛子さんが言葉を尽くして語っている。

竹西寛子の『式子内親王』、読み終えてないままになっていたのをまた読み始めた。続きではなく少し遡ったところから。

馬場あき子『鬼の研究』やっと一通り読み終えた。感想が難しいな。五章(終章の前の章)の「極限を生きた中世の鬼」の「黒塚」や六条御息所、山姥についての文章には著者の気魄を感じた。能が表現する人物の内面を言語化するという非常に難しいことをやっていて、私はそれを読みながら著者の言いたいことを何となく感じ取ることはできていると思うのだが、それを人に説明しろと言われてもできない。
これらの能を見てみたいと思った。

中学の頃からトットチャンネルの愛読者だったので(図書室にあった本を何度も借りた)、徹子さんのこと実際の芸能活動についてはあまり知らないけど活字のうえではわりとよく知っている。
向田邦子のエッセイで、向田さんの留守電に徹子さんが9回くらい連続でおしゃべり吹き込んでトークショーみたいになってたというエピソードが好き。

電車の教室での空想でいろんな動物が出てきて最後パンダが出てきたの、徹子さんとパンダの縁が織り込まれていて良い。

映画には出てないエピソードで強烈なのは、犬のロッキーと狼の真似ごっこをやって、トットちゃんの噛み付く真似があまりに真に迫りすぎてロッキーがトットちゃんの耳を噛んでしまった話。人間の子どもの遊び、大人にも犬にも想像できないことをやらかす。

リトミックなどの教育方針もだけど、それ以上にRow, row, row your boatのメロディで「よく噛めよー食べ物をー」と歌わせていたという他愛もない習慣のエピソードがこうやって記憶されていることに胸が熱くなる。

プールで泰明ちゃんが潜って幻想的になるところのタッチはいわさきちひろの絵を連想させた

窓ぎわのトットちゃん、エピソードの拾い方も描き方も丁寧でよかった。主要なエピソードに絡んでない映像だけの場面でも、トモエ学園がどんな指導をしていたかできうるかぎり伝えようとしていた(講堂の床いっぱいに生徒たちが白墨で音符を描く場面とか)

窓ぎわのトットちゃん、子供の頃図書室で借りて読んだきりだったので、今回映画見る前に本買ってだいたい読んだ。映画のポスターがどういう場面かに気づいて、それだけで泣きそうになってしまった。

窓ぎわのトットちゃんを見るよ。パンフも買った。

最強の城スペシャル、なんとなく今の気分にちょうどいい

千と千尋、もののけ姫、紅の豚でどれが一番良かったか聞くと紅の豚とのことだった。大人が見た時は確かに一番わかりやすい話かもしれない。

くれぶた何度も見てるはずなのに、フィオの父がマルコと同じ部隊だったというのは初めて知った。

くれぶたといえば、逆襲のシャア友の会で庵野さんが逆シャアの良さを語るときに引き合いにだした「宮さんはパンツ脱いでない(自分をさらけ出してない、の意)」という言葉が強烈なインパクトで、くれぶたを見る度に思い出しては確かに脱いでないな…と思ってしまい、何か作品に申し訳ない。それが映画をつまらなくしているのでなければ、カッコつけててもいいじゃないかと私は思う。私も逆シャアの方が好きだけど、比べるには種類がちがいすぎふというか。

お付き合いしてる人がジブリを見たことがないということで、これまでに千と千尋、もののけ姫、そして今日は紅の豚を見てもらった。紅の豚については一番最初のコミカルなシーンで「これって誘拐されてるんだよね?」と私に確認して面白がっていた。見終わった後は「良かった」「胸がいっぱいになった」「(ポルコとフィオが)パートナーというのにぐっと来た」と言っていた。私は途中から隣の部屋でごろ寝して音声だけで聞いていて、フェラーリンいいよね…と思っていた。

あけましておめでとうございます!見せている相手はこれまであまりアニメを見たことのないオタク気質でない人なので、感じ入って見てくれます。第1回、第2回は千と千尋の神隠し、もののけ姫でした。思いつき次第、感想つぶやいてみますね。

ジブリを見せる回、第3回を開催している。今回は紅の豚。

半ば話し言葉調の歌い方といえば、大好きな川本真琴の歌でよくあるのだけど。英語はまた慣れた言葉じゃないからますます難しい。

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