このPodcastは面白かった。
トランスを含めてジェンダーについての気楽にアクセスできる議論で、あ〜それだよ!と思うことは、実はそんなに多くない。というか、もう基本的にこういうメディアではトランスフォビアやクィア・バッシングがどう作用しているか、それにどう対抗するかの議論でもうみんないっぱいな感じが何年か続いている。それはとても重要だしいつも参考になるけど、こういう、明確にフェミニズムやクィアの議論の延長線上にあり、けれども一見したところ文脈によっては「反差別」言説がとりあえずの前提として提示しているのとは必ずしも一致しないと思えるかもしれない議論(言葉だの論理だのレトリックだの)というのが、私はやっぱり好きだし、聞いていて楽しい。
…と思いながら聞いていて、途中で、そっかジェネレーション同じなのね、と気がついた。SOGIを「生得的」であるという説明は簡単だから私も啓発的な場ではつい使ってしまうこともあるけれど、そもそもそれ自体意味分からないって話は昔から結構あったしみんなさんざんしたよね〜、みたいなジェネレーション。
https://www.nytimes.com/2023/10/10/opinion/ezra-klein-podcast-masha-gessen-oct-2023.html
だめだー、昼寝したあと、全然仕事が捗らなくなり、しかもなんかめっちゃ疲れちゃって、どうしたらいいかわからん。。もう今日は仕事は諦めたほうがいいかもしれないレベル。
やっぱり、午前中はガシガシ仕事できるけど、午後は生産性(嫌な言葉…)が落ちるなあ。どうしたものか。。
QT: https://fedibird.com/@rero70/111208652938687802 [参照]
別のSNSで生理休暇の話が流れていったのを読みながら考えていたのだけれども、生理休暇はもちろん、生理痛だのPMSだので真剣に調子が悪い時期が毎月何日かあったりする身体のことを(例えば業績評価のようなものをするにあたって)考えて欲しいわけですが、それに加えて、こう、ちゃんと決定的に生理をなくす方法がないんですかね?比較的安価で、ピルを飲み続けるとかではなくonce and for allの感じで、安全な形で、できないんですかね?みたいなのは、生理がくるたびに思います。
男性の大半に生理があるみたいな状況だったら、ずっと前に科学の進歩だか何だかでそういう方法がきちんと確立されていたのじゃないかしらね〜みたいなことも思います。
というか、私の場合、10代の頃はまだ漠然と感じていただけだったけれど、20歳過ぎる頃には自分は生涯出産を選ぶことはないという確信があった(子どもを育てる可能性はあるしそれは嫌ではないけれども「自分が産む」ことはない、と思っていた)ので、なんというか、自分にとって不要だとわかっている機能のために何を我慢させられているのだろうか、的な。
今日は午前中に3時間42分仕事してたらしい(Togglによると)。
私にしてはかなり仕事できてるし、内容も濃くてちゃんと進んだ感じがある。
少し研究メモを取り、授業準備のための文献読み込みを行い、さらに某原稿の修正をして返送するところまでできた。
昼食を食べ終わり、さて、問題はここで休むか否か。
休むと寝ちゃう気もするけど、逆に昼寝して頭をスッキリさせるのもありな気はする。
とりあえずアラームを13:30とかにかけて、少し横になって休んでみるかなあ。
天気はいまいちだが、今日は散歩ができた。
今から少し、博士論文の序章を書いてみる。朝は(朝型の私にとって)黄金時間なので、なるべく「執筆」に使いたい。
ちょうど去年の今ごろ『トランスジェンダー入門』の企画書を書き、周司あきらさんとの執筆が始まりました。そして、今もまた周司さんと2冊目の共著を書いています。『トランスジェンダー入門』は、トランスジェンダーに関してとにかく基礎的な知識を得てもらうためのものでしたが、2冊目の本は、悲しいほど広まってしまっているトランスヘイト的な(背景を持つ)言説に触れた人たちへの処方箋となることを目指しています。トランスジェンダーについて、感情をあおる言葉に自分自身が触れてしまったとき、あるいは周囲の人がそうした言葉に触れておかしなことを話し始めたとき。皆さんにとっての便利な対処アイテムや、お守りとして使っていただければと思います。
【お知らせ】
Twitterの経営方針と経営者の人格に強い不信感を抱いているため、Twitterはしばらく鍵垢にし、今後は最低限の告知・広報のみの超低速運転に移行します。
今後のSNS運用はMastodon、Instagram、Facebook、noteに軸足を移します。
Mastodon:通常の告知・広報、時々意見など。
Instagram:画像を中心とした日常的なつぶやきと広報。
https://www.instagram.com/kotomi_li/
Facebook:長文。日本語も中国語もあり。
https://www.facebook.com/LiKotomi/
note:長文。主に日本語。
https://note.com/li_kotomi
<お知らせ>
友達と小さなイベントをやってみることにしました。
暑かった夏がようやく終わり、すっかり涼しくなってきました。季節の変わり目のこの時期、体調を崩しているひとも多いのではないかと思います。これから訪れる冬をなんとかやり過ごすためにも、そしてこの社会で声を上げ続けるためにも、ひとまず公園に集まって自律神経を整えてみようという企画です。
手探り感満載ですが、もし興味を持ってもらえたら、下記のURLから参加申し込みフォームからお申し込みください。
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●イベント名称:
自律神経を整えるクィアの会
●日時と場所:
2023年11月4日(土)
15:00〜 ヨガ@日比谷公園(東京都千代田区日比谷公園1-6)
17:00〜 立ち飲み(予算:1,000円ほど、ノンアルも豊富)
※途中参加・離脱可
※雨天延期
●持ち物:
飲み物、レジャーシートまたはヨガマット
今年中に、性同一性障害特例法の不妊化要件(およびもしかすると外観要件)について、合憲・違憲の判断が最高裁で下ります。判決はどうあれ、SNSをふくめメディアの環境が、かつてないほどトランスジェンダーの人たちにとって敵対的になることは確実です。判決次第では、LGBT理解増進法をめぐる地獄の状況を上回る惨状になる可能性があります。トランスの人たちは、どうか自分の身を守ってください。タイムラインを繰る手を休めて、嵐の時間をやり過ごして欲しいです。死なないでほしい。たほうで、トランスのアライでありたいとする人たちにも、お願いです。どうか私たちと一緒に立っていてください。わたしは一歩たりとも動きませんから、不安になったら、頼ってください。一歩もここから動きませんから、道に迷ったと感じたら、他のいろいろな情報源とともに、わたしの名前も探して見に来てください。
博士(社会学) |慶應義塾大学等非常勤講師|女性声優とDisneyとテーマパークと百合が好きな社会学研究者| レズビアンでクワロマンティック|メイドカフェの労働|共著『ふれる社会学』『「百合映画」完全ガイド』『ガールズ・メディア・スタディーズ』『アイドル・スタディーズ』| 共編著書『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』